「今の仕事にはやりがいがないし、何か良い転職先はないかな」
そんな風に思っていませんか?
もし心当たりがあってもすぐに会社を辞めて独立・開業するなんてリスキーなことをするのはこのご時世、得策とは言えません。自分がこれから何をやって稼いでいくのか?を慎重に考えなければならないし、実際にそれで安定して収入が得られるのかも確かめなければなりません。まずは本業の合間に副業として別の仕事をはじめるのが良いでしょう。
で、ネットで色々検索していくとアフィリエイトとかFX・株式投資とか色々出てくると思うのですが、
僕としてはやっぱりこういうブログもやっている事ですしコピーライターとして稼いでいくのをオススメします。
Contents
- セールスコピーライターって何?
- セールスコピーライターの仕事内容って?
- じゃあプロモーション単位での報酬額は?
- 「セールスコピーライターってそんなに貰えるの!?」という人へ
- セールスコピーライターの年収は?
- どうやってセールスコピーライティングの案件を確保するのか?
- でも自分にコピーライターの才能なんてないです…
- 在宅でセールスコピーライターを始める!心構えについて
- どうすればプロ並のコピーライティングが出来るようになるの?
- 当然、プロのセールスコピーライターになるなら文章力は必須!
- かといってセールスコピーライターなら文章だけを突き詰めてもダメ!
- 文章以外のセールス要素にも目を向ける
- セールスコピーライターにはコンサルタント的視点も必要
- セールスコピー案件は着手前に徹底的なクライアントリサーチを実行すべし!
- セールスコピーライターは「顧客リサーチ」も重視せよ!
- 全然良いセールスコピーが書けない時のスランプ克服法
- セールスコピーライティングのスランプ脱出リサーチ法
- 最終的には企業の専属コピーライターになりたい!という方へ
- セールスコピーライターとして実績になる案件の見分け方
- 僕がおススメするセールスコピーライターが読んでおくべき書籍の紹介ベスト3
- まとめ
セールスコピーライターって何?
ここで言うセールスコピーライターっていうのは、商品のネーミングだったり映画のキャッチコピーだったり、有名企業の一行広告を書いたりするコピーライターとはちょっと違います。
実際の所、そういうコピーライターになりたいなら大手の広告代理店に就職した方がいいと思います。と、まぁ軽く言っておいてなんですが競争率は激高の超絶狭き門であることは言うまでもありません。なので、そういう案件を狙ってコピーライターを始めるのは現実的ではないですし、まして「自宅をオフィスにコピーライターに!」なんてことはゼッタイ言えないと思います。
ただ、そういうコピーの仕事が出来ないからといって「コピーライターとして稼げないのか?」というと、そういう訳ではないんですね。
セールスコピーライターは文字通り「文章でセールスをするプロ」な訳ですから、そういった文章が書ければ引く手あまたは間違いないですし、コピーライティング力があればそれだけ数字(成果)を出すこともでき、それに見合った報酬を受け取る事も可能です。
例えばセールスコピーライターの書いた広告から1億円の売上があがったとして、その案件が成果型の仕事なら利益分配のパーセンテージ次第では平均的なサラリーマンの年収と同じくらいの報酬が入ってきます(それだけの好条件で案件を請けるのは稀ですが…)。
もちろんその逆も然りで、クライアントの社運を賭けた一大プロジェクトで盛大に滑って全然売上が出なかった、なんて時はかなり気まずいのですが…(なので、どんな案件でも絶対成果をあげます!といった確約は厳禁!)。しかもセールスコピーライターである自分の落ち度で数字を逃している事が判明した時はそっと消えたくなります。
ともあれ、このように自分の仕事の質が高ければがっつり稼げるし、いい加減で適当な仕事をしていたらクライアントは去っていき全然稼げなくなる、そんな分かりやすい仕事がセールスコピーライターです。
セールスコピーライターの仕事内容って?
セールスコピーライターとしての仕事内容は案件のジャンルやプロモーションの回し方、関わる業界によって変わってくるのですが、単発での受注か?プロジェクト単位での受注か?最も仕事内容が大きく変わるのはここです。
単発の場合は、
・ランディングページ
・ステップメール、フォローメール
・ブログ代筆
この3つの依頼をバラ、もしくはセットで受ける事が多く、その他の原稿に関する依頼が来る事は珍しかったりします。
単発案件の報酬額はどれくらい?
参考までにバラの場合の執筆料は、
ステップメール(10通~20通):10万円~20万円
ブログ代筆:文字単価2円~
これ位の条件が多い印象です。
実際もっともっと低報酬の案件もゴロゴロありますが、もしもあなたが低報酬案件と遭遇した時は、工数(執筆期間)と報酬額を照らし合わせてきちんと計算してから請けるかどうか決めて下さい。
変に安請け合いすると、普通に「時給換算200円」くらいで書くハメになるのも珍しくないので、本当に注意しましょう。
じゃあプロモーション単位での報酬額は?
一方、プロモーション単位での受注の場合はかなり仕事の範囲が広く、大きくなります。
・オプト用ランディングページ
・セールスレター
・ステップメール、フォローメール
・ファンネルページ(動画再生用のページ)
・アフィリエイト広告文雛形
・アップセルレター
・バックエンドレター
プロダクトローンチと言われる手法やエバーグリーンで使う原稿媒体一式を丸投げしたいクライアントから依頼を請けるとこれ位のセットになりますね。これらの執筆料と原稿ボリュームは、
・セールスレター(1本)20万円~50万円
・ステップメール、フォローメール(20通~40通)1通3000円~5000円
・ファンネルページ(動画本数分※平均4本)各5万円
・アフィリエイト広告文雛形(ランディングページ×各4パターンずつ)僕の場合はサービス
・アップセルレター15万円
・バックエンドレター15万円~50万円
かなりアバウトな見積もりですが、1プロモーションあたり安くて100万円、普通に200万円~300万円行く場合も珍しくないです。なので、かなり大きめのプロモーションを回すときは、着手金+成果報酬が多い、というか大体がそのパターンでした。
クライアントも販売前に数百万円の原稿料を支払って売れなかったら最悪ですからね。
その気持ちは分かるし、何よりライターとしては成果を挙げなければ思いっきり損をする訳ですからこちらも気合いが入ります。
ちなみに、この原稿一式がどう使われるかと言うと、以下のような仕組みになっています。
大体こんな感じです。
2・登録アドレス宛にステップメール配信開始
3・ステップメールには定期的に販促用の動画URLを記載(上の例の場合1通目、3通目、5通目、7通目)
4・セールスページの告知⇒セールスレターへの誘導
5・セールスレター成約のユーザーに対してアップセルレターが立ち上がる
6・フォローメールを挟み、後日バックエンド、クロスセルのオファー
ちょっと分かりにくいかも知れませんが、上の図でざっくりの流れは把握できると思います。
「セールスコピーライターってそんなに貰えるの!?」という人へ
ほぼ断言出来るのですが、最初はそんなにもらえないです。
しっかり実績を積んで、「紹介だけでやっていけるレベル」になれば、大体これ位の執筆料は頂けますよという話で覚えておいて下さい。それと、これ位の執筆料をもらえるようになったからと言って、必ずしもおいしい商売とは言えないのでそこも要注意です。
と言うのは、1プロジェクト単位で案件を請けた場合、大体1ヶ月~2ヶ月で文庫本2冊分以上のボリュームの文章を書かないといけません。この芸当をこなせるようになるまで普通は相当苦労する筈です。
最初は当たり前のように寝る間を惜しんで書く事になるので、原稿が全納品完了した瞬間は、最終回で真っ白に燃え尽きた某マンガの主人公のような状態になるでしょう(笑)
それと、全部丸投げで7桁報酬をポンと支払ってくるクライアントは十中八九、1プロジェクトで億の売上を叩く人なので、「あれ?簡単に払ってくれそうな雰囲気だぞ」と思ったら成果型の話を切り出してみるのもアリです。
セールスコピーライターの年収は?
「年間どれくらい稼げるのか?」を気にする人は多いですが、不安定です。
野球選手やサッカー選手とかと一緒です。成績が良ければ稼げるけど、外すと最悪戦力外通告を受けます(笑)
なので途切れなく案件を確保出来る自信があるなら、年収1000万円くらいをずっとキープしていくのが良いと思いますが、そうでない場合は稼げる時にガツンと稼いでしまった方が精神衛生上、良いかも知れません。
また、絶対に覚えておいて欲しいのですが、初心者のうちは「これだけあれば暮らしていける」のギリギリのラインを最低目標にしてしまう傾向にあります。これは×です。必ず計算が狂って生活が困窮する事態に陥るので、もしセールスコピーライターを本業にする場合、少なくとも暮らしていける収入の1.5倍~2倍を収入の最低目標に据えて活動して下さい。
どうやってセールスコピーライティングの案件を確保するのか?
入口で仕事が取れないとかクライアントが見つからない、と悩んでいるコピーライターも結構いるようですが、世の中には売上が出せずに困っている人って星の数ほどいる訳で、セールスコピーライターを目指すならそういう人達の役に立てばいいだけなのですから、こんな簡単な話は他に無いと思います。
どうすればコピーライターを探しているクライアントに巡り合えて、どうすればその人達から仕事が貰えるのか?まずはここを真剣に考えることがセールスコピーライターとしての最初の仕事になります。
一応参考までに案件の取り方を幾つか紹介しておくと、
1・クラウドソーシングを使う
クラウドソーシングは仕事を紹介してくれるサイトです。自力でコピーライター募集の仕事を見つけるのが難しいと感じたらこういったサイトからチャンスを掴むのも一つの手かと思います。
とは言えやっぱり皆考えることは同じ。競争率は結構高めです。また、最近はコンペ形式を取り入れている所もありますが、一生懸命原稿を書いてアピールしたのに結果案件が流れてしまった…という時の脱力感は計り知れません(僕はコンペ大嫌いです)。
クラウドソーシングから始めようという場合は、まずは 以下の3サイトに登録しておくと良いでしょう。
ランサーズ
クラウドワークス
SOHOビレッジ
2・「コピーライティングいりませんか~?」と営業をかける
前述しましたが、「良い商品を持っていても営業がまずくて売上が出ない…」そんなクライアントは山のようにいます。そこでそういうクライアントを見つけ出して直接営業し、交渉をしてみましょう。自分がセールスコピーライターである事。販促にはコピーライティングが必須である事などを細やかに伝えればOKです。僕としてはクラウドソーシングよりもこっちの方があっさり仕事が決まるし、絶対にオススメなのですが、「営業なんて上手くいく筈ない!」「具体的なやり方がわからない!」「単純に無理!」という声も多いです。
なのでどうしても分からない、仕事が取れないと言う時はこちらまでご相談下さい。僕がセールスコピーライター初期にやっていた営業の仕方をお教えます。
でも自分にコピーライターの才能なんてないです…
ここまで読んでそう思った人、かなり多いんじゃないでしょうか。セールスコピーライターが魅力的な仕事なのは分かったけど、自分に務まるかどうか不安…その気持ちは無理もないと思います。でもちょっと考えてみて欲しいんです。
才能って結局何なのか?ってことを。
そもそもコピーライターの才能がないなんて何を根拠に思うのかが分からないんですよね。
人より努力できないことが「才能がない」ということなのか?
人より努力したつもりでもできないことが「才能がない」ということなのか?
現時点で満足のいく自分でないから「才能がない」と思うのか?
逆に、才能があるとされる人物はどれ位努力したのか?
その人物は、はじめから凄いコピーを書くことができたのか?
その人物は今の自分に満足しているのか?
これらを考えた上で“セールスコピーライターとしての才能”について悩んでいるのか本当に疑問に思うんです。
はっきり言って才能があるかどうかなんて誰にもわからないことです。
だったら何一つやるべきことがなくなった時にはじめて疑問に思えば良いのではないでしょうか?八方手を尽くしてダメだ…となってやっと才能云々を持ち出してくるべきで、始める前に才能のせいにするのは単なる逃げです。
これはスタート前だけでなく、実際にセールスコピーライターの仕事をはじめて、問題に直面した時にも忘れないで欲しいです。山積みの問題を目の前にして解決できない自分に悩んでいるのだとすれば、それはコピーライティングスキルの限界ではないと思います。
難題に対して単に心が折れてしまっただけのことだと思うんです。
これはセールスコピーライターに限ったことでなく、どのようなスキル、職業でも同じですが、高度なチャレンジになればなるほどクリアする難易度も比例して高くなり、その頻度も増していきます。だからこそスペシャリストと言われる存在はどのシーンにおいてもほんの一握りしかいないのではないでしょうか。
繰り返しますが「才能があるかないか?」この悩みは全く意味がなく誰にも答えを出すことは出来ない筈です。
であれば「やってみてから考える!」のスタンスが重要だと思います。
在宅でセールスコピーライターを始める!心構えについて
自分に本当にセールスコピーライターがつとまるのか…と思うのであれば、だいぶ余計なことを考えすぎてしまっているのかも知れないです。心構えとして重要なのは一つ。
「責任ある仕事をする」
自宅での仕事だろうが、セールスコピーライターだろうがなかろうがこれだけなんですよね。
もちろん世の中には、正社員、契約社員、派遣社員、アルバイトなど様々な雇用形態があり、その中でも特にSOHOは特殊です。ちなみにSOHOとはSmall Office/Home Office(スモールオフィス・ホームオフィス)の略語で、フリーのセールスコピーライターも初心者のうちはSOHOとして案件を請けていくのが普通です。
SOHOは一般的に正社員と比べアルバイトは重大な責任を負う事も少なく、そのため「仕事を任されている」という意識にも少なからず違いが生じてしまうものと思います。
要は、「自分はバイトだから~」みたいな感覚に陥ってしまいがちです。これだけは絶対に避けなければなりませんが、責任ある仕事をすると決めていれば全く心配の要らない事ですよね。
また、セールスコピーライターとしての活動を始める前は色々な不安があると思います。例えば、
このような心配事は責任感の強い人であればあるほど常につきまとうのですが、これらは在宅でセールスコピーライターをやっていればかなり当たり前の事で、そのうち慣れます(笑)
「納期厳守は当たり前」、「クライアントから修正が来るのは当たり前」と、場数をこなせば自然に精神面の問題も解消されていきます。
もしも、「SOHOだし副業感覚で…」と思うのであればそれも良いでしょう。しかし、その場合、副業感覚のSOHOに求められる仕事が「誰にでもできる、安い案件」であることも同時に理解しなくてはなりません。
例え在宅で簡単に始められるセールスコピーライティングの仕事でも目標が高ければ個人事業主としての意識をしっかり持ち、責任のある仕事をすることが大切です。
「大変そうだからやめようかな…」
そんな気持ちが少しでもあるなら、まずは簡単な案件を受ける所から始めて、実際に報酬を得ながら意識を高めていくと良いと思います。「自分は文章でお金をもらっているプロのコピーライターだ」という意識が芽生え始めてからステップアップしても遅くはないと思います。
どうすればプロ並のコピーライティングが出来るようになるの?
それを考えるのが各セールスコピーライターの仕事です。
ただ僕の経験から言えることは、
「商品を鮮明に書き表すだけではいけない」
「読者に寄り過ぎてもいけない」
「執筆者主観でもいけない」
要するにセールスコピーライターが書くべきコピーの性質は○でも×でもなく△が正解の場合が多い、凄いバランスが大切な仕事なのだと思っています。本当にどんな案件を手掛けても思うのですが「これだ!」っていう模範解答がないんですよね。
セールスコピーがあまりにもパターン化してしまうとテンプレートのようになってしまうし、それだとプロのコピーライターとしての説得力に欠けてしまいます。そもそもセールスコピー自体、人間心理に基づいていて、人は千差万別ですから正解は無くて当たり前なのですが…コピーライティングのスタイルは個々のセールスコピーライターとしての活動の中で見出していくしかないです。
参考までに僕の場合は、
セールスコピーライティングの正解を探す事を辞めて、逆にNGを明確にしました
例えば、「書き出しを抽象的にしない」や、「インパクトのないサブキャッチは×」など。
それなりにセールスコピーライターとしての経験を積んでいくと自分の中の「NG」がだんだんはっきりしてきます。
そのNGを避けて構成を練っていくイメージです。
ただ、ここで注意して欲しいのがNGは自分の判断基準でしっかり見定めて欲しいという事です。何故かと言うと、多くのセールスコピーライターは自身のライティングノウハウをアウトプットします。
するとどうなるかというと、知識を四方八方から収集している人であればあるほどセールスコピーライティングにおけるNGの数が多くなってしまいます。そして、セールスコピーに関して「NGだらけ状態」になってしまう訳です(苦笑)
また、矛盾するノウハウを持ってしまうケースも考えられます。例えば「セールスレターでは価格を序盤に出してはいけない」何年も前から言われていますが、これを忠実に守ると、
「通常価格の50%off!!○○円⇒○○円」
このような売りにできそうな要素を序盤に書く事ができませんよね?
ですから、「周りがダメというからダメ」ではなく自分でそれを経験し、自分の判断で削ぎ落しNGにしていかなくてはなりませんし、周りの言葉ばかりに振り回されてしまうと「全く書けない」という状態に陥ってしまう可能性があります。
人に師事し、スキルを身につけると言うのではなく、あくまでオリジナルのコピーライティングスタイルを目指しどんどんルールを破っていくと、他者と被らないセールスコピーライターとしてのスタンスを確立できると思います。
また、これはとても根本的な事になりますが、
当然、プロのセールスコピーライターになるなら文章力は必須!
インターネットで活躍するセールスコピーライターになりたい、しかし文章力に自信がないからライティングを身につける方法を知りたい、そう思いながら教材を購入したことがある方なら一度はその商品のセールスページで「文章力は一切必要ありません。」などの言葉を目にしたことがあるのではないかと思います。
結論からはっきりと申し上げますが、それは確実に嘘です。
そもそもセールスコピーライティングとは文章を書き、文章で読み手に基本情報から、商品の魅力までを的確に伝える必要があります。これらの作業を行うセールスコピーライターにとって文章力が一切必要ない、などそもそも有り得ないとは思いませんか?
「セールスコピーライターが文章力ゼロでプロになってバリバリ活躍する方法」などがもしあるとするなら、歌を上手に歌えない人が有名な歌手になれる方法だとか、これから会社を立ち上げる人がビジネスのスキルゼロで成功する方法だとか、そういう非現実的な方法と全く変わりません。つまりはあり得ないということです。
では、なぜ『コピーライティング教材』、もしくは『文章を書いて稼ぐ教材』でありながら、「文章力は一切必要ない」という言い回しのセールスページが多いのか?
簡単な話そう書いた方が、反応が良いのです。
お客様に無駄な不安を与えない最も無難な方法だからです。
とても虫の良い話ですよね。でも事実です。
ただ、これを逆に捉えると、書くことに悩み、上手に書けるようになりたいと願っている人達が、文章力を向上させることを半ば諦めてしまっているからではないかと思うのです。
セールスコピーライター向けの文章力に関する教材の不足
「自分に質の高いライティングができるはずはない」
「文章力を身につけるためには才能と努力、そして膨大な時間が必要だ」
おそらくこのように考えてしまっているのだと思います。
なぜなら、これまで「セールスライティングにおける文章力強化」という観点から、決定的と言える参考書や教材がリリースされていないからです。
しかし、これは仕方のないことなのだと思います。
文章力に自信がない人は、文章をハイレベルに読み解くことも難しい、つまり文章を文章で説明するということが困難になってくる訳です。このように発信する側と受信する側がお互いに避けたい要素というのが「文章力の向上」なのですね。
その上で軸をはっきりさせておいて欲しいのですが、セールスコピーライティングというスキルを向上させるために文章力は非常に重要です。
徹底的にセールスコピーライターの文章力向上に挑戦
僕はこのブログではセールスコピーライティングを取り扱う教材が避けてしまいがちな「文章力の向上」に真っ向からぶつかり、そして文章力を強化するためにやるべきことはとても簡単だということを証明していきたいと思っています。
「そんなに簡単に文章力って磨けるのかよ…」って思いますよね。
あなたが作家になりたいというのであればもちろん話が違ってきます。作家と言うのは文章が売り物です。しかしセールスコピーライターの売り物はあくまで商品なのです。
あなたが接する読み手は「質が高く、センスある文章を求める読み手」ではなく、「その商品の購入を検討しているごく一般の読み手」です。であればあなたに求められる文章レベルもごく一般的なレベルで十分なことがお分かり頂けるかと思います。
作家になりたい方が行う作業と言うのは、やり方を知った所で多くの時間を必要とします。これについては後にお話していきますが、ごく普通に読み手が違和感を覚えることなく読むための文章力を身につけることはそう難しいことではなく、そのレベルの文章力であれば容易に身につける事が可能です。
ちなみに当ブログのコンテンツで役に立ちそうなものを以下に列記しておきます。ご一読頂けると幸いです。
【最短で文章力をつける!】プロのWEBライター御用達!18の文章力の鍛え方
「人を動かす」「人を惹きつける」特別な魅力を文章に宿すための3つの確認事項
セールスコピーライティングは一度磨いてしまえば一生もの
きちんとした道標が見つかりづらいだけにとても厄介で難しいと感じる部分もあるかも知れませんが、一度理解し習得することによってまさに一生ものの技術になります。1つステージが上がったとしても新たに多くの基礎知識をインプットする必要はありません。
例えばあなたが中学1年生から2年生に上がるタイミングで日本語の勉強をしなおすことがなかったように。
成長していくにつれて1つずつ新しい言葉や言い回しは自然に身についていったかと思いますが、それは日本語を使うというベースが伴っていたからこそです。このベースをセールスコピーライティングに変換して習得しなければ、どれだけ高度なノウハウを集めても活かすことはできません。
言葉が喋れなければ新しい言葉も言い回しも意味を成しませんよね?
文章においても書き方がわからないのに、読み手に響く表現を教わった所で効果的に使える訳はありません。
かといってセールスコピーライターなら文章だけを突き詰めてもダメ!
「散々文章力は重要とか言っといて何なんだよ!」と思われそうですが…(苦笑)
「文章力は必要。でも文章力だけ磨いてもダメ」
「他にも必要な事はある」
と考えて下さい。
では話を戻してセールスコピーライターとして優秀であると評価してもらうためには、どうすればいいのか?
先ほどセールスコピーライターに文章力は必須というお話をしましたが、では「セールスコピーライター=日本語文章のプロ」か?というと違いますよね。
セールスコピーライターは『文章で商品を売るプロ』であるべきです。
前述した通り文章は上手ければ上手い程いいでしょう。しかし、それと同時に読者の購買意欲を高められるのであれば例え誤った文法を故意に使用したとしても、反応率さえ高ければ問題視されません。
逆に言うとあなたが苦もなく模範的な文章を書けたとしても反応率がついてこなければ、セールスコピーライターとして一人前とは決して言えないというのが現実です。
実際、敢えて国語の先生に怒られそうな違和感のあるフレーズを使用したり、場合によっては“不快”とも思える言葉を使うこともありますが、これは淡々と読み進める読者の平坦な感情を刺激する1つの手です。
要するにセールスコピーライターにとって文章とはあくまでも「ツール」であり、決して「作品」であってはならないということ。簡単に考えれば理解できると思います。セールスコピーライターの文章は小説家のように活字そのものに値がつく訳ではないのですから。
ただそれでも、
「文章が上手くなり言葉の引き出しが増えれば、読者を惹きつけられるのでは?」
「文章が上手くなる=文章で売れるという意味で捉えている」
そう考える人は多いことでしょう。
誤解のないように言っておきますと僕は「言葉だけでは無力」と言っている訳ではありません。
言葉が持つ力についてはこれまでお伝えしてきた通りです。しかし、文章を書くと言う事にばかり捉われ、その文章を活かす“場”をイメージすることが出来なければ決して即戦力セールスコピーライターとしての評価を得られないという事をここでお伝えしたいのです。
セールスコピーライターが文章以外に考慮すべき要素とは?
例えるなら野球選手が凄まじい勢いでバットを振れたら全ての打球がホームランになるでしょうか?
ボールに当たらなければホームラン以前の問題ですよね。どれだけ強靭な肉体が備わっていて「野球の動き」が身についていても“打率”は極めて低い、“評価”も極めて低い、使えない打者に違いありません。
セールスコピーライターもこの例と全く同じ、文章が上手に書けたとしてもその腕が明後日の方角に向けて振るわれていれば数字に反映されることはないのです。肝心なのはしっかりとボールを見て、バットの真芯で捉えることです。それらが身についていれば必ず“一流”という評価を得られます。つまり、
文章以外のセールス要素にも目を向ける
これが重要です。「セールスコピーライター」の”コピーライター”ではなく”セールス”の部分を意識して下さい。
セールスコピーライターが求められている仕事は「コピーライターとして文章を書く事」ではなく「セールスで好成績をあげる事」だからです。その為には文章以外のセールス面にもきちんと目を配れるセールスコピーライターになるべきです。
ではそのお話をしていきます。
サイトに訪れた読者が文章以外にページのどこを見るのか?
どの点を評価するのか?
具体的な面を考えていきましょう。
着目点1・ページの表示速度
これは簡単な心掛け一つで誰でも気づけるポイントなので覚えておいて下さい。
まずページの表示速度についてはグーグルがテストを実施し、以下のような検証結果が出ています。
・継続して200ミリ秒遅いページ表示になっていたユーザーの検索回数は、最初の3週間では0.22%減だが、4週目~6週目の3週間では 0.36%減になった。
・継続して400ミリ秒遅いページ表示になっていたユーザーの検索回数は、最初の3週間では0.44%減だが、4週目~6週目の3週間では 0.77%減になった。
・6週間にわたって400ミリ秒遅いページ表示になっていたユーザーの検索回数は、ページ表示が元の速度に戻ったあとの5週間も0.21%減のままだった。
少しややこしい話に感じられますが上記は単純に言うとページの表示が遅ければ、魅力的な文章を書いても読まれることなく去られてしまうことを意味しています。
さらにページの表示速度が順位決定に関わることをグーグルが公式発表しています。これはインフォプレナー・アフィリエイターのみが注意しなければならないのではなく、セールスコピーライターもしっかり把握しておかなければなりません。
ちゃんとしたデザイナーに仕事を任せているクライアント先では、Webページの表示速度に問題が生じることはそうそうありませんが、個人のクライアントではよくあることです。
特に経験の浅いクライアントの場合は立派なWebサイトにしたいという気持ちが先走るあまり画像を大量に掲載し、読者にとって逆に不親切なサイトになってしまう場合が往々にしてあります。
インターネットも高速回線が当然のようになった現在、ユーザーはページの表示に2秒かかると「遅い」と感じはじめ、そのタイミングで3分の1がページを開く事をやめてしまうと言います。
特にPPCでの集客がメインだとしたらページ表示速度が遅いというだけでどのような無残な結果に繋がるかは明白ですよね。僕は必ず完成したWebサイトをページ表示速度測定し、そこでストレスを感じない数値が出てはじめて案件を完了させてきました。無料で測定できるサービスがありますので出来上がったWebページは必ず確認し、問題があれば報告。必ず習慣づけるようにしましょう。
着目点2・Webデザインについての提言
少しシミュレーションしてみてください。 あなたが料理人だとして、日夜研究を重ね至高のメニューを作り上げたとします。さて、そのメニューをどんな店舗で出したいですか?掘立小屋のような薄ら寒い店舗ではなく、清潔感があり、最低でもお客さんが入店に抵抗を感じないお店が良いですよね。
当然の心理です。
にも関わらず初心者のセールスコピーライター、特にインターネット上専門のコピーライターは文章納品が終われば自分の役目は全て終了したものと考えてしまう傾向にあります。説得力のある言葉も、話す人物が怪しければ疑われるのと同じように素晴らしいセールスレターもWebデザインが酷ければまず読まれません。
“文章を際立てる要素” これを説明していく上で最適な話があります。
ヒトラーの演出法をセールスライティング案件に活かす!
独裁者として悪名高いドイツのヒトラーは演説そのものも抜群に上手かったとされていますがそれ以上に演出の天才だったと言います。
素晴らしい演説に、さらに説得力を追加させるため心理的抵抗の最も弱い夕暮れ時に夕日を背負い演説できるよう設定したり、真っ暗な講堂で自分のみにスポットライトを当てる等の工夫を凝らし聴衆の心を掴んだのです。
なぜこれらの演出で聴衆の心を掴むことができるか?簡単です。全員がヒトラーに注目せざるを得ないからです。考えてみてください。あなたは真っ暗な部屋にいます。そんな時あなたは何を欲するでしょうか?
言うまでもなく“光”ですよね。
そこにあなたの求めていた一筋の光が差し込んできました。必ずあなたは光が差し込んできた方向を見るはずです。
この視覚的な刺激をセールスレターで担うのがWebデザインの役割であり、用いることができる効果は当然“光”だけではありません。
例えばページ全体の背景色、飲食店では食欲をそそる色と言われる赤や橙などの暖色系を使用するべきで、逆に青や紫などの食欲を減退させる寒色系を使うべきではありません。また、こんな話をご存じでしょうか?
恋愛でも効果的なシチュエーションをセールスライティング案件に活かす!
異性にアプローチする際、
◆ 晴れ
◆ 夕方
◆ 美しい背景
◆ 照明の少ない場所
◆ 人の少ない場所
この5つの要素が備わっている状況が最も理想的だと言う説があります。
「晴れ」と「夕方」=綺麗な夕日
「夕方」と「美しい背景」=夕日に染まる景色
「照明の少ない場所」と「人の少ない場所」=その状況を邪魔する要素が少ない
つまり、映画のワンシーンさながらの舞台を用意し理性を抑え込み感性的な心持ちに誘導するという仕組みです。同じメッセージでも背景が違うだけで結果は大きく異なります。これは必ずセールスコピーライティングにも活かせるようにしてください。自分でページを作れるまでには至らなくとも、色や形が人間心理に与える影響を学び、「ここにこういうイメージのデザインを入れたい」「この文章の終わりにこんな画像が欲しい」などの提言を納品時に併せてできなくてはなりません。
着目点3・Wordファイルにイメージを最大限反映させる
2でお伝えした「Webデザインについての提言」に付随する内容、と言うよりも2の実践にあたります。背景やデザインをコピーライターサイドである程度固める重要性をお伝えしましたが、それをどのようにデザイナーに伝えるか?
「ここはこんなデザインで~こういう画像を入れて~」 と言う風に打ち合わせられれば良いですが外注ともなると十分にイメージを伝えきることが難しい場合もあります。
また、しっかり打ち合わせをしたとしても、単純に好みやイメージから想像するヴィジョンには必ず個人差がありますので両者の認識に剥離が生じることは少なくありません。
ではどのようにあなたの考えをデザイナーに伝えるか? 結論から言うとWord原稿の段階で出来る限りイメージを再現すれば良いのです。これは実際に例をご覧頂きましょう。
キャッチコピー例・ダイエット
次に少しジャンルの違うコピーを見てみましょう。
◆辛い運動、リバウンドの不安、食事制限全部なし! ◆わずか○日で○○キロやせられる ◆画期的なダイエット法をご存じですか? |
こんなコピーがあったとします。全くイメージが湧かないと思います。 Wordでパッと作ったものなので雑ですみません;
こういうセールスコピーライティングの場合は、まずこのダイエット法の優れている点はどこか?を読者の印象に残さなければなりません。 ですので「辛い運動」「リバウンドの不安」「食事制限」これら1つ1つが強調されるように別枠で囲み、全ての心配が解消されるというフレーズで締めくくっています。次にメインのキャッチコピーですが、
・何日で?
・何キロ?
という具体的な数字部分の色を変えています。また『画期的なダイエット法』という部分は健康的な方法であることを印象付けるために健康のイメージが強いグリーンを使っています。もしこのダイエット商品が夏にリリースされる場合などは「海」や「空」とかけてコピーを修正し全体の色をブルーに統一するのも良いと思います。
最後に女性視点、女性ターゲットであることをシミュレーションし、丸みのあるフォントを採用しています。これらはWordで誰でも簡単にできることですが、レイアウトからイメージまでかなり細部までデザイナーに伝えることができます。セールスレターを執筆する際はぜひ参考にしてください。
セールスコピーライターにはコンサルタント的視点も必要
セールスコピーライターとして少しずつキャリアを積んでいくと、2通りのルートがある事に気付くと思います。
1つはセールスコピーライター兼コンサルタントのような立場で案件に関わるルート
もう1つはひたすら原稿を書きまくるライティング土方のようなポジションで案件に関わるルート(笑)
目指すべきはもちろん前者です。
その為に重要なのは、いかに自分がこれから書く原稿の「前後」を意識できるか?です。
ちなみに前後の「前」は、どういう経由でアクセスが流れてくるか?
そして前後の「後」は、どんなアップセル(※1)やバックエンド(※2)に繋げるか?
です。
では早速、前後の「前」、”どういう経由でアクセスが流れてくるか?”という所に焦点を当ててお話していきます。
(※1)アップセル ターゲットが当初希望された製品よりも同一系統で高いグレードの製品をお勧めして販売する事。 (※2)バックエンド |
セールスコピーライティングは導線を必ず意識する!
セールスコピーライティングは案件を引き受けたら、原稿単体を見てとりあえず仕上げれば良いというものでもなくて、クライアントのマーケティング手法やクライアントが抱えている顧客リスト、ターゲットの属性を考慮した上でライティングの方針を決めていくことが重要です。
それらを把握しないままセールスコピーを執筆してしまうと、反応率が伸び悩んでしまう可能性がかなり高くなります。
そうするとクライアントから修正依頼がきて無駄にFIXまでに時間がかかってしまったり、クライアントからのリピートがなくなってしまう事もあります。
ではどうすればいいのか?
「どう売る予定か?」をクライアントに質問すればOK!
セールスレター執筆前の作業として、商品の特徴や競合の売り出し方、ターゲットの性質などを知るためにリサーチしなければいけませんが、多くのセールスコピーライターはここまでのヒアリングは積極的にこなしています。
ただ、
「どうやって売るのか?」
「LPにどうアクセスを流すのか?」
などに関してまで突っ込むセールスコピーライターはなかなか稀有な存在のようです。なぜなら僕は必ずクライアントにこの質問をしますが「え…?(何でそんな事聞くの?)」みたいなちょっとだけ気まずいリアクションをされる事があるからです(笑)
でも、どうしてこの質問に答えてもらう必要があるかをしっかり伝えた上で「そんな事まで教えられません!!」と突っぱねられた事は一度もないです。
アクセスの集め方一つでこれ程セールスコピーは違ってきます!
もしもセールスレターの執筆を請けた場合を想定してシミュレーションします。
以下、2つのパターンをご覧ください。
1・「ブログ→無料プレゼント」で集めたリストにセールスを仕掛けていく
2・PPC広告からアクセスを流しセールスを仕掛けていく
どちらの売り方をしていくかによって、セールスレターの書き方は大きく変わってきますので、具体的に説明していきます。
【アクセスの集め方:1のパターン】もしもセールスレター単体で受けた案件だとすれば、クライアントは所有リストにステップメールを流し“教育”した上で誘導をかけてくると予測できます。 |
【アクセスの集め方:2のパターン】広告を使うパターンでは、広告のタイトルや文章が「ちょっと気になるかも」という興味本位からクリックしてくる人、真剣に検索に検索を重ね、偶然辿り着いた…というような人までサービスに対する“興味”のレベルは様々です。 |
どちらのパターンでも導線を知らないでセールスレターを執筆した場合、完成形に大きな違いが生まれ、クライアントとの認識の誤差からトラブルに繋がることも有り得ます。
また、クライアントが考えるマーケティングの段取りや、想定しているセールスレターの方向性に納得がいかない点があれば、着手前にセールスコピーライターとしての考えを伝えることもできるので、やはり事前に聞き出せるだけの情報を聞き出し、深く話をする時間を持つべきです。
そうすることによって次の案件の獲得チャンスも必ず増えますし、企画の段階から参加する機会が生まれることもあります(そうするともちろん報酬もUPします)。
セールスコピーライティングのスキルだけではなくマーケターとしてのスキルも養えるので活躍の幅を拡げることが出来るという訳で良い事ずくめですね!
自分の身を守る為にも導線の確認は絶対必要!
僕は「セールスコピーライターは原稿を納品すればOK」ではなくて「売れなければどんな美しい原稿もゴミ」という認識を持つべきだと思っています。その為に導線を意識するという事はとても重要です。
長い間セールスコピーライターをしていれば、必ず「どんな書き方をしても絶対に売れない案件」に遭遇する事があるでしょう。そして、その責任の多くはアクセスやリストの質にあります。
あまり多くを語ってしまうと個人的な問題があるのでまずいのですが、他のオファーを流し過ぎて既に死んでしまっているリストや、東南アジアから飛んでくる訳の分からないアクセスではどんな良いレター原稿を書いても絶対成約はしませんから(笑)
そんな悪条件の案件でも前もって導線を確認しておかなかったら「成約率低いんすけど!怒」と文句をつけられても何も言えない訳です。自分の身を守る意味でもどうやってアクセスを集めるのか?の確認は怠らないようにしましょう。
セールスコピー案件は着手前に徹底的なクライアントリサーチを実行すべし!
案件を手掛ける際に、セールスコピーライターはクライアントと事前に何通ものメールをやり取りすることになります。
セールスコピーライターとクライアントの間の認識に相違がある状態でセールスコピーをライティングするということは、双方にとって無駄な時間と多大な労力を費やすリスクを伴うからです。
ちなみにここで言う「認識の相違」というのは大きなものばかりとは限りません。
本当に僅かな認識の相違でも十分過ぎる弊害になります。
セールスライターとクライアントの「認識の差」とは?
例えば、案件のテーマが「インターネットビジネス」、ターゲットが「現在の収入に不満を抱える30代以上の男性」だったとしましょう。
こういう大きい認識の範囲で、伝達漏れやミスはほとんど起こりません。なぜなら、大きなテーマとターゲットさえ理解すれば、セールスコピーは一応ライティングできるからです。
そして、上記のやり取りの際に、お互いはこのように思い込んでしまいます。
これが大きな間違い。大きなトラブルの要因です。
問題はクライアントが持つ“当然”のハードルが実は非常に高いことにあります。詳しくご説明しますね。
クライアントのイメージをセールスコピーライターが掴めていないケース
クライアントが法人の場合は特に、商品をリリースする際、綿密なミーティングを重ねて「なぜこの商品は売れるのか?」といったポイントを意識しつつ作り上げていることが想定出来ます。
その中でメインの議題の1つとして挙げられるのが「競合との差別化を図る為にどんな要素や切り口を導入するか?」です。
ここが十分に練り上げられていて、ユーザーが納得するものでなければ、その商品が選ばれる理由はありません。
そして、重要なのはここから。
こういう議題に関する打ち合わせと言うのは実にたくさんの意見やアイデアが飛び交うものです。
1つの切り口に多くの見方が付け加えられ、その中で無駄なものは削ぎ落され重要なものは肉付けされて、商品の優位性が“クライアントの頭の中で”イメージングされていくのです。
しかしながら、そうしてじっくりイメージングされたものをクライアントは多くの場合、
“端的に”企画書に落とし込んでセールスコピーライターに依頼します。
それでターゲットやUSPについては問題なくクリアできるかも知れません。しかし、クライアントが打ち合わせを重ね、その際に頭にインプットされた会話、商品優位性イメージングの過程は基本的に企画書からは読み取れる筈もありません。
なぜかと言うと企画書は“重要なことを伝える為の書類”であり、“重要な内容がこうして決まった”と伝える役割を持たないからです。
つまりほとんどのセールスコピーライターはこの、“USPに到達する前の情報”を知ることなくライティングしていると言えます。
これでは出来上がったセールスコピーにクライアントが満足しなくて当たり前です。
スケジュール総崩れ規模のNGを食らうリスクが高まる…
セールスコピーライティングは多くの場合ストーリーを必要とし、クライアントがストーリー構築に使って欲しいと願う素材は、多くの場合クライアントの頭の中にしかありません。
その素材は打ち合わせの中での会話の断片かも知れませんし、ただの“印象”かも知れません。
しかしそれをないがしろにして、リサーチで無理やりカバーすると、「原稿の納品ありがとうございました。確認させて頂きましたが弊社が考えていた内容と少し異なるようです」となる可能性が非常に高いです。
こうして「納品→修正→納品→修正」を無駄に積み重ねるから、月単位でスケジュールを固めても中旬辺りには総崩れし、月末になると寝る間を惜しんでライティングしなければならない事態に陥ってしまいます。
ではそうならないための対策は?と言いますと、
セールスコピーライターは「顧客リサーチ」も重視せよ!
リサーチと言うのは「ネットリサーチ」のみを指している訳ではありません。
それよりもさらに「顧客リサーチ」は重要で、クライアントの要望の上に“売りの理論”を積み重ねなくては決して理解は得られません。逆にクライアントの考え方を引き出しておけば、それに対して「リサーチの結果、こちらの方が有効かと思います」という提案をすることができます。
そのやり取りを行っておくことで、納品段階で「イメージと違う」という抽象的なNGのほとんどを回避できるでしょう。
ただ、1つ誤解の無いよう言っておきます。
これは決してユーザーの購買意欲よりもクライアントの顔色を優先するという意味ではありません。そうではなく、クライアントからの了承を得たうえで読み手の琴線に響くセールスコピーをライティングするべきである、という話です。そこをはき違えると本末転倒なのでご注意くださいね。
クライアントとセールスコピーライターのイメージを統一させるには?
では、どうすればクライアントの頭の中にある抽象的なものを理解することができるのか?についてお話します。
というと、ややこしそうに感じるかも知れませんが、実はとても簡単です。 基本的に商品の競争優位性についての詳細は、決して企画書やマニュアルの中から主観で抜き出すのではなく、メールの中でクライアントと会話のキャッチボールをしながら必要だと思われる要素を抜き出してください。
メールの通数が多くなっても気にせずにガンガン気になる事は質問していきましょう。
書類は簡潔かつ丁寧にわかりやすくまとめ上げる事こそ良しとされています。そのため、あまりに抽象的な話題は意識的に「ふさわしくない」という判断になり、多くは書面に落とし込まれることがありません。
だからこそ、「伝えたいけど、伝える手段がない状態」であるクライアントに、あなたが会話を持ちかけることで手段を作り出して上げることが肝要です。あなたにとっても商品の見解を“クライアントの言葉で”聞くことができる機会なのでとても重要です。
僕は長い事セールスコピーを書いてきましたが、実はセールスコピーライターが純粋なコピーライティング力でダメ出しを食らうケースってあんまり多くないんですよね。例えそのライターが初心者だったとしても。
それよりも案件に対する認識の差、切り口の作り方、どこを持ち上げどこを隠すか?といった光の当て方が原因で超強烈な戻しに見舞われるケースが大半です。これはセールスコピーライターとして活動していくなら絶対に留意しておくべき所だと思います。
全然良いセールスコピーが書けない時のスランプ克服法
普通の文章であれば何なく書けるのに、セールスコピーライティングとなると全く書けなくなる人がいます。これ実は全然珍しい事ではなく、ごく普通に有り得ることなんです。
普通の記事はスラスラ書けるので文章力に問題がある訳ではありません。ただセールスコピーライティングとなると途端に「1文書いては消し、1文書いては消し」を繰り返し、本当に1文字も書くことができないのです。
そういう人はセールスコピーライターとして失格か?
となると、「そいつはどこの駄目なライターだ」と思ってしまいそうなところです。
でも、その人は駄目なライターどころか、非常に優秀なセールスコピーライターになり得る資質があります。何故かと言うとこういう人は僕の経験上、ほんの少し考え方を変えるだけで素晴らしいセールスコピーライティングスキルを発揮できる可能性を秘めているからです。
最初に、なぜこんな風に書くべき内容が普通の文章でなくセールスコピーになった瞬間に全く文章が書けなくなってしまうのか?
その理由は、自分が書いた文章に対して「嘘くさい」とか「これじゃ売れない」と客観的な判断をしているからです。
感覚的に「このままではいけない」と気づき、考えることができている訳ですね。
「これは何となくイマイチだなぁ…」
「これだと競合のコピーに比べてちょっと弱いぞ…」
「自分が見込み客だとするとあまり魅力を感じない…」
などなど最善の形はわかっているけど、現状の自分の力で生み出せないから先に進むことができないのです。では、「戦い方を知っているけど武器がない」というこの状態で立ち止まっている人に、どういう形で“武器”を手渡せばいいのか?
5日間、セールスコピーライティング禁止する
冗談ではなく真面目な話ですよ(笑)
「5日間、セールスコピーを書くことをやめる」そして「5日間を全てリサーチに使う」これだけです。
セールスコピーライティングが出来ない理由は、読み手の「悩み」や「痛み」をリアルに書き表せないこと、それと「読み手が求める未来」を魅力的に書き表せないこと、このたったの2つだけなのです。
「じゃあこの2つを埋める要素は何か?」もうお分かりですよね。そう、リサーチです。
ただ、これもややこしい所なのですがリサーチ不足のせいでセールスコピーライティングが上手くいかないコピーライターの大半が「リサーチはしっかりやっている」という意識を持ってしまっているんですよね。
ただ、当記事内でも前述した普通のリサーチではスランプを乗り越える事は難しい場合がありますので、「スランプ克服用のリサーチ方法」を実行してみて下さい。
セールスコピーライティングのスランプ脱出リサーチ法
1・読み手の心理を知る(ターゲットの痛みや悩みといった情報になります)
2・商品・サービスのベストな魅せ方を知る(ターゲットへの解決策の切り出し方になります)
1に関してはオーソドックスなリサーチ方法です。ブログ、検索エンジン、SNSなどネットで検索して、そのカテゴリに悩んでいる人達の生の声を集めて印象に残ったものをメモ帳に書き出して下さい。
そして、2はちょっとだけ特殊です。
特殊な解決策リサーチ
まずセールスコピーライティングの題材がダイエットであれば『ダイエット 方法』などで検索してノウハウを調べて下さい。すると今ネット上でどんな方法が流行しているかがわかると思います。ここで大切なのは検索して容易に見つけられるものは、ターゲットも既に見飽きていていると判断しなければならないということです。
何故かと言うと、
量産アフィリ記事ライターが5万といる現実
ネットライターは膨大な人口となっており、彼らの大半はリサーチを“ネット上“で済ませています。つまり“ダイエット”であれば検索エンジンで上位表示されている方法をリライトして記事を作成していたり、今流行の方法を取り入れていたりで、目新しさがほとんどなくなっています。
という事は、同じような内容のコピーを後から書いた所で全然意味がないのも分かりますよね。ではどうするか?まずはインターネットでノウハウを検索し、どういうものがあるのか?を書き出していきます。
あまり数は無いものから、とんでもない数のものまでテーマによって様々かと思いますが5~10位書き出してみて下さい。その辺りに読み手が見飽きた文章は固まっています。
そしてそれらとは出来るだけ真逆に位置するノウハウを書店で探します。
そして、書く。これだけです。このやり方の意図はもちろんのこと、
常識を覆すという切り口を作る!
その為です。これより強い切り口ってあるの?って思います。
例えば先ほどからあげているダイエットなんか、特に皆さん常識を覆す情報を求めている訳です。「いくら食べてもOK」「全く運動しなくてもOK」みたいな。そういう「未だかつてなかった!」的な切り口を探す事がとても重要になってきます。
残念ながらダイエットで「食べてもOK!」といった切り口はもう既に使われているようですが、ジャンルによってはまだまだ使える手法です。
ではまとめましょう。
ネットで検索し⇒ヒットしたものと異なるノウハウを書店で探す
こうすればセールスコピー上で、「今まであなたが見てきた内容とは全く異なる!むしろ逆のような内容です!」というフレーズが説得力の伴った形で使えるようになり、その内容説明も簡単にできるようになります。
考えてみれば当然ですね。検索すれば簡単にヒットするノウハウがゴロゴロ存在しているのに、それらと同じ切り口で商品・サービスをリリースしても売れる筈はないんです。それだったら誰でも無料のブログやサイトから情報収集します。
「セールスコピーライティングとなると全く書けない…」と悩んでいるなら、ぜひぜひこのリサーチ法で取り組んでみて下さい。
【実話】スランプ克服で教材1000本以上を売り上げる大ヒットを記録した話
これは何年も前に“受験”に関する商品のセールスコピーを書いた時のことです。ネットでのリサーチを重ねていくと様々な「効率的な勉強の仕方」がヒットしましたが、それらには明確な共通点がありました。
そのリサーチ結果を元に私が書店で手にしたのは「偏差値を上げたければ勉強するな」という内容の本です(タイトルではありません)。そこから切り口を作り出したセールスレターは1000本以上を売り上げるヒットを記録しました。
「勉強の仕方に関するものなのに、何で勉強しないんだよ!」って思いますよね?だから読まれます。で、読んでもらうと「なるほど」と言ってもらえる内容に落ち着くので売れる訳です。
最終的には企業の専属コピーライターになりたい!という方へ
以前そう考えた事もありました。もし、あなたが以前の僕と同じならおそらく理想の高い方なのだと思います
でも、これは個人的にはオススメ出来ません。理由は仕事を選べなくなるからです。好きなコピーを書けなくなるストレスもありますが、何より書きたくないコピーを書かされる精神的負担は計り知れません。セールスコピーライターにとって金銭的にも時間的にも、専属になるメリットは薄いです。
ただ、それでも企業の専属コピーライターになりたいという声は多いですし、それだけ「給料=安定収入」というイメージは根強いのでしょう。なので、そちら側の進路の話もサラリとだけ書いておきます。
結論!いきなり大企業の専属セールスコピーライターになれる筈はない!
はじめに結論を述べておきますが“大企業のセールスコピーライティング案件が成功のきっかけ”になるのではなく、“成功のきっかけを掴む事で大きなクライアントの目に止まる”のです。
要は順序が逆。小さな成功のきっかけを積み重ねなければ大きなチャンスは巡ってこないという事ですね。なので、あれこれと立ち止まりながら考えるよりも、常に何かをしながら考えるようにしましょう。これは経験から間違いなく言い切れますが、机上の空論は時間の無駄でしかありません。
セールスコピーライターとして企業専属になるためのキャリアの積み方
まず、大きな企業になればなるほど専属のセールスコピーライターを雇っており、広く人材を募集することは少ないので容易にそういう機会は巡ってきません。なので大きな企業の目に止まるよう糸口を掴まなくてはならないのです。
そこでやるべき事をお話します。これは簡単な問題なのですが、
◆超有名ブランドで、その名を語れば飛ぶように売れると予想される商品 ◆素晴らしい商品で業界でも並ぶものがないクオリティを誇るのに売れずに燻っている商品 |
どちらのコピーを担当し、爆発的に売ればライターとしての価値が上がるかというと、間違いなく後者です。前者は「“あの”ブランドだから売れた」という認識が一般的なものになります。
仮にミリオンセールスが当たり前の会社の案件が何かの拍子に回ってきたとしてもセールスコピーライターとしての自分の価値が上がらない理由は1つ、ブランドが確立されているからです。大抵、既に「買って損なし!」という印象がある為、最大限に近いレベルで売れています。そういう状況で平均売り上げ100万本を102万本に押し上げた所でセールスコピーライターの技量は注目されにくいのです。
では本当にセールスコピーライターがその技量をアピールできる場はどこか?
それは優良な商品を扱い、未だブランドが確立されていないクライアントの案件です。こういう案件はマーケティングと素晴らしい広告文が噛み合った時、平均1000本の売り上げが1万本にも10万本にもなり得ます。
そのタイミングが“成功の鍵”です。実はここを見失っている人は凄く多いのですね。
考えてみて下さい。
1000本しか売れていなかった商品が10万本売れた!
そのコピーを書いたセールスコピーライターがいる!
あなたが企業の社長さんならそんなセールスコピーライターを雇いたいと思いませんか?
セールスコピーライターとして実績になる案件の見分け方
では、成功のきっかけになり得る案件かそうでない案件かを見極めるにはどうすればいいか?これについては、確認すべきことが3つあります。
【『これは売れる!』判断材料3つのポイント】
この3つを確認してみましょう。クライアントがはっきり答えられればOKですし、そうでなければ危うい案件と考えて間違いないです。後は自分がセールスコピーライターとしてその案件にグイグイ魅力を感じるかどうか?ここはもう何というか個々の嗅覚頼りになるのかなと。そういう意味では場数を踏む事も大切だと個人的には感じています。
この道に進むにはセールスコピーライターとしての力が十分備わっていることが前提です。もしも力が足りていないと思うなら十分に経験を積み養うこと。
そして次に契約先を見つける方法ですが、大きく分けて3つあります。
1・専属セールスコピーライター募集に応募してみる
2・まずは単発案件で結果を出し、継続案件を獲得し、その後専属契約
3・自分から企業に売り込みをかける
一つめは非常にたくさんのライバルにコピーライティング力で競り勝たなければならない場合が多いですが、その分好条件で契約を結べる可能性が高いです。最も簡単なのは2だと思います。専属契約を結んでもあまりある実績を出す事ができれば企業側に断る理由はありません。
3はやり方次第では大きなチャンスに繋げることができるでしょう。企業に優れたセールスコピーライターとしてアピールするにはどんな方法が良いか?を検討し売り込んでみてください。
コピーライターは“売ること”が仕事です。
商品を売るも自分を売るも勝手は同じ、そう考え積極的にアピールしていくのも一つの手だと思います。
一言で片づけると、いきなり上手い話など転がり込んでこないというごく当たり前の内容ではありますが(笑)特にセールスコピーライティングに関しては夢物語みたいな語られ方をする事がありますから、結構誤解されている方も多いんですよね。
セールスコピーライターです!と名乗り始めただけでいきなり成功できる訳じゃないし、実際はかなり現実的でシビアなスキルだと思います。もちろんやりがいもありますけどね。
余談です。僕が1万5千円でセールスコピーを書いたのは何故か?
例えばある程度、セールスレター執筆の数をこなしたコピーライターにありがちな「セールスレターで5万円?やってられるか!」という類の思考がそれにあたります。僕は以前、1万5千円でセールスレター執筆を受けたことがあります。
普通は有り得ない報酬設定だと思いますが、その案件は書けば必ず売れる!そう確信できたので報酬に対しての執筆ではなく、チャンスに対しての執筆と考え引き受けました。そのクライアントさんとは今でも繋がりがありますし、最終的に当初の何十倍もの執筆料を頂く事が出来ています。
僕がおススメするセールスコピーライターが読んでおくべき書籍の紹介ベスト3
3位:話す・書く・伝えるが驚くほど上達するコツ―誰もが納得するモノの書き方・話し方
神岡 真司 (著)オススメ度★★★☆☆
【レビュー】
この本の見どころは第四章の『「話し言葉」「書き言葉」のマジック効果』と第五章の『伝える力がみるみるアップするコツ』です。
勘の良い方ならお気づきだと思いますが、第四章はステップメールやメルマガなどのメール原稿を書く時にとても役に立ちます。そして第五章はクライアントとのやり取りの際の参考になります。読んで損のない一冊です。
2位:フリーライターになろう
中村 堅太郎(著)オススメ度★★★★☆
【レビュー】
古すぎるせいか画像がありませんでした;
この本は1999年のものなので、今は使えないノウハウも多数書かれています。しかしフリーライターとして必要な礼儀作法、収支管理の仕方、料金交渉のポイントなど、時代に左右されないノウハウも多数紹介されており、活動の参考になります。
リアルでガンガン営業をかけていきたいタイプの人であれば『Part3 フリーライターの売り込み方』は必読の価値アリです。
1位:60分間・企業ダントツ化プロジェクト 顧客感情をベースにした戦略構築法
神田 昌典(著)オススメ度★★★★★
【レビュー】
セールスコピーライティングの書籍ではありませんが、セールスコピーライティングに関する本質的な内容がほぼ完全網羅された一冊です。かなり古い本ですが、これを超える良書に今の所巡り合えていません。
セールスコピーライターとしての活動の仕方や基本的な原稿フォーマット等について学習したい人には不向きですが、それでも初心者のうちに読んでおくことを強くオススメします。「コピーライティングとは何か?」「どんな意識でマーケットと向き合うべきなのか?」といった本当に根本の部分で意識を大きく変えてくれます。
まとめ
いかがでしたか?
ネットで稼ぐというとアフィリエイト関連の話題ばかりが出てきますが、責任感があり、堅実に稼ぐのが好き、という方には迷わずコピーライターを勧めます。中でもセールスコピーライターはやり方一つとやる気次第で一年以内に本業に出来る仕事です。
本当セールスコピーライターのステップっていうのは2段飛ばしも3段飛ばしもできない厄介な階段みたいなものなんです。一歩ずつ踏みしめなければいけないので、地道な努力に感じられるかも知れませんが上に進むに従い、自信がつき、実績がつき、実力がつく最も確実なルートだとも言えます。
焦らず一つずつやる事をやっていく、これが大事です。
興味があれば是非チャレンジしてみて下さい。
教材とかで身につくのでしょうか
山田さん、コメントありがとうございます^^
教材内容にもよりますが教材で基本的な知識を学ぶ事は出来るかと思います。
ただコピーライティングはアウトプットするスキルですから、書かずに体得する事は出来ないです。ですから基礎的な知識をインプットしたら、次は技術を磨くために実践を積み重ねるのが宜しいかと思います。
また、当ブログではコピーに関するインプットを全て網羅出来るように今後も更新していくつもりです(最近は私情でほぼ更新できていませんが^^;)
あまり無料で公開されないような所までコンテンツ化していきますので、是非またご訪問頂ければ嬉しいです。