コピーライター活動に関するQ&A(5月23日)

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コピーライター活動に関するQ&A(5月23日)

僕が今までライティングを教えてきた中で寄せられた質問を、まとめてシェアします。

コピーライター活動に関するQ&A

Q.ライティングで伸び悩みを感じた時にどうやって脱すればいいのでしょうか?

A.伸び悩みを感じることそのものが成長です。

多くの方が勘違いしているのですが伸び悩み、いわゆるスランプに陥っている状態をネガティブに捉えるのはよくありません。まず階段を駆け上がるように順調なスキルアップを遂げる人など世の中にそうはいないことを理解する必要があります。

どんな有名なコピーライターでも“壁”を経験しています。

もしもあなたが現状、その壁に直面しているとしたら考えてみてください。数ヶ月前、数年前、もっと言うとコピーライターを志す前にあなたを阻む壁の存在を認識していたでしょうか?

そのようなことはないと思います。

壁はあなたが前進したことによって見えてきた問題です。つまり着実に前に進んでいるということ。そしてその壁を越えればさらに前進できるということを意味しています。そう考えてみるとここで、「自分には乗り越えられない」と諦めるのは非常にもったいないことだと思いませんか?

納得できたら次に逆の発想をしてみてください。

他の大勢のコピーライター候補もあなたと同じ高く困難な壁に直面しています。そして大勢のコピーライター候補がそのタイミングで脱落しています。

つまりあなたが壁を乗り越えれば乗り越える程ライバルは急激に減り、あなたは“優秀”になっていくということです。少なくとも僕はそう考えて今日まで執筆を続けてきました。

スランプはライバルに大差をつけられる絶好のチャンスです。もちろん大きなチャンスを勝ち取るには往々にして対価が必要であり、ここにおける対価は「努力や悩み」というだけなのです。

「努力しなければならないこと」

「悩みを抱えていること」

と、ネガティブに考えず、

「努力すれば道は拓ける」

「悩みを解消すればスキルアップできる」

と、伸び悩みをポジティブに捉えることが大切です。

Q.忙しくてコピーの勉強ができません。どうやって時間を作ればいいのでしょうか…?

A.まずはあなたが「甘えていないか?」を確認してください。

私は「忙しくてできない」という人の大半はできない本当の理由が「忙しいから」ではないものと思っています。もしも本当に忙しいと思うのなら考えてみてください。あなたの中でコピーライティングの優先順位は何番目でしょうか?

実際に紙に書き出してみても良いと思います。もしかしてかなり下の方に位置していませんか?そうであればライティングよりも優先している“何か”を削除していく以外に時間を作る術はないことを自覚する必要があるでしょう。

例えばあなたの趣味がDVD鑑賞で、平均週に3本のDVDを観ているとします。あなたにとってDVDを観る本数を2本に減らすのは難しいことでしょうか?「難しい」というのであれば「忙しくてできない」は言い訳です。“コピーの勉強”の優先順位が趣味を下回っているようでは時間は取れなくて当たり前です。

また、仮に朝6時から夜10時まで仕事をしているという方がいれば平日に勉強するのは難しいかも知れません。しかし休日は何をしていますか?

「せっかくの休みだしゆっくり羽を伸ばしたい」と言う気持ちはわかりますが、休んで得られるものがないことはあなたもよくご存じだと思います。置かれている状況が過酷であればあるほど「時間を確保して勉強する」と強く決意しなければなりません。

コピーの勉強に対してモチベーションを上げるコツは、

「今日はここまで書く」

「今週中にこの参考書の第三章までを読む」

と目標をしっかり定めることです。

終わりの見えない課題ほど憂鬱なものはありません。自分で細かく“終わり”を設定して1つずつこなしていくことが大切です。

Q.やる気が出ず仕事を先延ばしにしてしまう癖を何とかしたいです。

A.「すぐできることは今やる」と考えてください。

英語の諺に

「Don’t put off until tomorrow what you can do today.」

というものがあります。

「今日出来ることを明日にのばすな」という意味です。これはあなたも聞いたことがあるでしょう。ではなぜ今日出来ることを明日やってはいけないのだと思いますか?

簡単ですよね。今日出来ることを今日やらないなら、明日になっても出来ない可能性が極めて高いからです。「やることができない」という理由なく、明日に仕事を回すなら必ず明日も今日の繰り返しになります。

そうしていると納期ギリギリになり「今日やらなければ報酬が得られない」「クライアントの信頼を失う」などの「やらなければならない理由」が必然的に生まれようやく重い腰をあげているのが質問者様の現状ではないでしょうか?

もしかするとこの癖は幼少期から既に根付いていたものなのかも知れません。

例えば小学生の時、夏休みや冬休みの宿題をすぐに終わらせ残りの時間で遊ぶか、逆に最後の最後で一気に終わらせようとするか。この違いと大差ないように感じます。ただし結果には大きな違いがあり、そこが問題です。

小学生は信頼を失うことはありません。例え宿題が間に合わなくてもせいぜい怒られる程度です。しかしライターが特別な理由なく納期を跨いでしまうことは信頼を失い、継続して案件を得られない最も大きな原因です。

ですので、この癖は早急に治す必要があります。ではどうすれば改善できるのかと言うと、今後、「すぐできることは、今やる」と考えて行動してください。「今日できることは、今日やる」よりももっと細かく、つまり「思い立ったらすぐ行動」ということですね。

そのように考えて取り組んでみてください。

Q.集中力がなく、長い時間PCの前に座っていられません。

A.目的と目標の2ステップを組んでください。

「集中力がない」と言う悩みを持つ大多数の方は、物事に取り組む思考の段階で既にミスしていることが多いです。まず集中力はそもそもさほど個体差のあるものだと思いません。僕は目的、目標がしっかり定められているかどうか?が、集中力を持続させられるかどうかの鍵になっているように感じます。

例えばゴールがなければマラソンランナーは走りだすことができませんよね。射撃も的がなければ集中力を高めて引き金を引くことはできません。全てがそう。目的と目標がなければ精度の高い行動を取れないのです。

マラソンランナーであれば目的はゴールまで走り切ること、目標は誰よりも早くゴールまで辿り着くこと、射撃の目的は的に弾を当てること、目標は誰よりも的の中心に弾を当てること。

このように目的と目標の2ステップがあり、はじめて集中力を高められ、また持続させられます。

ではご質問者様は執筆において目的と目標をしっかり答えることができますか?

おそらくできないのではないかと思います。これはとても基本的で、同時にとても大切なことです。これからPCに向かう前に、目的と目標を頭の中で思い描いてから作業してみてください。

もし習慣化できなそうなら紙に書いて目につきやすい所に貼っておくのもいいでしょう。

それだけで大きく意識に変化があらわれます。ぜひ試してみてください。

Q.自分のアイディアが良いのか悪いのか判断するのが難しいことが多々あります。

A.シンプルな思考に切り替えてください。

アイデアを絞り出すという場面で思考はかなり複雑に働いています。しかしそのアイデアを客観的に評価する時は、シンプルな思考に切り替える必要があります。

この切り替えが上手くいかないと、

「本当にこれでいいのだろうか?」

「他にもっと良い案があるのでは?」

と、いつまでも前進し、後退しを繰り返すことになるのです。

思考を切り替えるために重要なのは、「正解がない」と認識すること。つまりは直感が大切です。例えば音楽もそうですよね。何でも良いのであなたの好きな曲を思い浮かべてください。周波数が心地良いから、とかドラムとベースの作るグル―ヴがどうのとか、細かい理由があるから好きになったのですか?

違いますよね。

しっくりくるかどうかは多くの場合、直感で判断されます。そしてそれは人によって様々です。あなたの好きな曲が大嫌いという人も世の中にはたくさんいるでしょう。アイデアとはそういうものだとまずは割り切ってください。

複雑化した思考で判断すると、万人に認められるものでなければNGという壁に阻まれいつまでも前進することはできなくなります。まずアイデアを紙に起こし、それをざっと読み判断する、そして「良いと思うか、悪いと思うか」その直感を大切にしてください。

そこまで思考をシンプル化すればあなたなりの結論は簡単に出ます。そのアイデアが認められるかどうかは後に確認すれば良いことです。

アイデアを出し、評価し、実践するというフェーズは一貫して前のめりであるべき、と意識してみてください。

Q.納期を勘違いして時間がありません。間に合いそうもない場合の対処法を教えてください。

A.「できる」と思い込むことです。

これは精神論のように聞こえるかも知れませんがあながちそうと言い切れないのが思い込みの力です。僕もこれまで執筆専門で活動してきていますのでこう言ったトラブルを経験したことはあります。しかしそういう時に僕は「間に合いそうもない」とは考えません。そんな無駄なことを考えるよりも先に間に合う理由を探すのです。

例えば2日で50ページ分の案件をこなさなければならないとします。2日で50ページともなるとかなり大変な作業だと思います。その際、単純計算で1日25ページを執筆しなければならないですよね。これをもっと細かく言うと半日で12~3ページを仕上げれば良いことになります。

さらに細かく言うと2時間で6~7ページを仕上げればOKです。ではその場合の文字数はどれ位になるでしょうか?あなたの時間単位のタイピングスピードと比較してみてください。

もしもこれが難しければ残業をすれば何とかなりそうですね。

次に各ページにどんな内容を書いていくかを大まかに決めます。書くべき材料があり後は文字で埋めるだけの作業です。

いかがでしょうか?

最終地点での数字が絶望的に感じられても、作業の中間地点の数字を計算すれば思うほど困難ではないことに気がつく場合は多いです。

「絶対に無理だ」とパニックを起こすよりもまずは「できる」と信じ取り組むことが大切です。

一度経験してみればわかると思いますが、この考え方は本当に困った時に役立ちますのでいざという時に試してみてください。

まとめ

いかがでしたか?

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    About The Author

    平 祐一
    北海道出身1979年7月9日生まれ
    8年前、妻子アリ貯金ゼロという状況で突然無職になり、知識ゼロからコピーライターをはじめました。どうにかこうにか普通に生きてこれてます。

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