この記事を読んでいるという事は、あなたも日常的にライティングを使った作業をしているのだと思います。そこでもしもあなたがコピーライターだったり、ブロガーであれば、ライティングにおけるNGを意識してみたことがありますか?
また、「これだけは注意しよう」と思って作業をしていても、いつの間にか相手を不快にさせたり、使うとマイナスイメージになってしまうNGな行動をしているかもしれません。
そこで今回は、あなたの頑張りが空回りしないように絶対にやってはいけないブログライティングの基本をご紹介します。
1・見直しをしない
あなたが読み手側になった場合を考えてみてください。誤字脱字が目立つ記事の内容を信頼できますか?
答えはとてもシンプルです。会社勤めの方だって、大事な取引先への書類や見積もりに誤字があれば信頼を大きく失いますよね?
誤字脱字を失くす事は、ブロガーとしての自分の記事や文章が読み手側に信頼される為の最低限必要なマナーだと考えてください。
2・難しい言葉を使う
これは意外と初心者ブロガーに多く見られます。
そもそも、文章を書こうとする方は元々国語力があったり、読み物好きの人が多く、色々な言葉や言い回しを知っているので、ついその「力」を使いたくなってしまいます。しかし、相手はあくまで大衆、読み手側です。
皆が皆、あなたが培ってきた言葉を理解できる事はありませんし、わざわざ難しい言葉を調べてまで読み進めてくれるほど優しい人ばかりではありませんので、意味が分からなければすぐに諦めてページを閉じてしまう可能性だってあります。
例えば、前述した『項目1の見直しをしない』。
こちらも、推敲(すいこう)という言葉を使えば字数も少ないですし楽なのですが、もしかしたら読めない方だっているかもしれません。そういった事も頭に入れて、記事を書く必要があるんです。
※書く文章や意識する読み手によって、言葉の選び方も変える必要があります。
3・自分の伝えたい事だけを語る
自分の好きな事を書くだけのブログを書いている方なら、それでもいいかもしれません。
しかし、書いた記事でアクセスを集め、売上を出したいと考えているのなら、かなり致命的です。
確かに、ブログ記事をポンとWEB上に投げてしまえば世界中数億人というアクセスを集められる可能性を秘めている一方で、誰一人として見向きもしない記事は結局無価値でしかないんです。ですから、まずは画面の向こう側に読み手がいる事を理解してください。
そして、読み手にとって何が書かれていれば読みたくなるか、どんな情報により得だと感じてくれて、何を与えれば喜んでくれるかを想像してください。
◆あなたが野球経験者なら、野球初心者に向けた上達のヒントでもいいです。
◆漫画やアニメが好きなら、お勧めの漫画などでもいいです。 ◆旅行が好きなら訪ねた先の美味しかったお店の紹介などでもいいでしょう。 |
いきなり多くのパイを拾おうとせず、相手が何を知りたいのかを第一に考え、まずは小さなパイから集めてみてください。
4・一つの文が長い
こちらは読んでいて疲れますし、
何が言いたいのか理解しにくくなってしまいます。
例えば…
NG例
肘のある部分をピンポントで叩くとビリビリ痺れるのだが、 実はこの骨には「ファニーボーン」という名前がついているそうで、 外国の医師もこの肘のビリビリに関しては日本人と同じように 面白かったり不思議だと感じたのだろうと何やら万国共通の感動を覚えた。 |
続いてこちらをご覧下さい。
肘のある部分をピンポントで叩くとビリビリ痺れる。
実はこの骨には「ファニーボーン」という名前がついているそうだ。 外国の医師もこの肘のビリビリに関しては日本人と同じように面白かったり不思議だと感じたのだろう。 何やら万国共通の感動を覚えた。 |
いかがですか?
短く文章を区切った方が一つ一つの情報が入ってきやすいですし、何より分かりやすいと思います。
たくさんの読み手を満足させる人気ブロガーになる為には、まず読みやすい文章を書く事が第一です。
見直しの際に、自分が少しでも「あれ?ここ読みづらいかも…」と思ったら、すぐに工夫して修正してみてください。
5・曖昧な言葉が多い
ブログ記事を書く際に一番やってはいけないは「嘘を書く事」です。かと言って、曖昧な表現ばかりして逃げていては信頼なんてしてもらえません。
確かに、本当の事は分からない事なんて沢山あります。実際に自分でやっていなかったり、見ていない事だって多くあるでしょう。
しかし、それ以外。
しっかりと調べればわかる事だったり、自分の経験上間違いない事は、自信を持って「~です」「~ます」表現を使いましょう。
・「~だと思います」
・「~だそうです」
・「~と言っていました」
などという歯切れの悪い言葉締めばかり使っていては、あなたの記事を読んでいる意味がありません。
あなたの熱狂的なブログ信者ならそれでもいいのかもしれませんが、大抵の方が求めているものは「価値ある情報」です。
「~だそうです」「~と言っていました」という答えなら、その情報源から情報を得た方がよっぽど信頼性がありますし、効率的だと読み手に思われてしまいます。
Web上、つまり公にあなたの記事を出すときは、絶対の自信を持ち、「これなら言い切れる」と確信した上で投稿してください。
まとめ
使ってはいけない言い回しや、避けた方がいい表現など、ブログライティングにおけるNGはまだまだあります。しかし、まずはこの5つが出来ていなければちょっとマズイので、これだけ注意してみてください。
もし、今までずっと低空飛行だったアクセス数の方や、いまいちライティングのコツが掴めなかったという方も、少なからず前より上向きになれるきっかけが掴めるでしょう。
初心者の方、ライティングに手こずっている方、焦る気持ちはあると思いますが、何より大切なのは「何がダメなのか」を知る事です。
昨日より今日、今日より明日の精神で、しっかり前に進んで下さい。