当ブログでは商品を売る為のコピーライティングテクニックだけではなく、文章の基礎から応用であるリアリティの見せ方まで、様々な知識、テクニックをこれから紹介していきます。
セールスコピーライターにとって文章は唯一の武器です。「モノさえ売れれば文章力は要らない」と言う人もいますが、普通に考えてないがしろにして良い筈はありません。誤字脱字だらけの稚拙な文章は信用を損なう原因になりますのでしっかりと磨き上げていくことが大切です。
Contents
- 【最短で文章力をつける!18のチェックポイント】
- チェックポイント1:「自分視点」ではなく「相手視点」で書く
- チェックポイント2:「文章の向こうには人の目がある」を忘れてはいけない
- チェックポイント3:「文章は常に短く」を意識して読みやすくする
- チェックポイント4:「書けるところから書く」を意識してまず書いてみる
- チェックポイント5:磨いていない文章は人に見せてはいけない
- チェックポイント6:書くことを習慣にし、当たり前にする
- チェックポイント7:必ず情景を伝える努力をする
- チェックポイント8:言うのではなく、示せ!
- チェックポイント9:文章は書き手のタメにあるのではなく、読み手のタメにあることを忘れてはいけない
- チェックポイント10:書き出しほど重要なものはない
- チェックポイント11:難しい言葉、専門用語などは使わない
- チェックポイント12:読み手を疲れさせない
- チェックポイント13:具体的な数字を使うと自然とリアリティが出てくる
- チェックポイント14:日本語をキチンと整える
- チェックポイント15:修飾語は名詞のすぐそばに置かないと混乱させる
- チェックポイント16:主語と述語を近づけて文章をスッキリさせる
- チェックポイント17:先生となる人を見つけ、その人を追い越せ
- チェックポイント18:類語辞典を使用し、自分だけの表現を作る
- まとめ
【最短で文章力をつける!18のチェックポイント】
では今回はどこに出しても恥ずかしくない文章を書くための、18のチェックポイントをご紹介します。
チェックポイント1:「自分視点」ではなく「相手視点」で書く
誰のためにその文章を書くのか?自分のためであれば日記をつければいいだけですよね。となるとWeb上で公開する意味もありません。なぜあなたは書くのか?その目的を忘れないようにして下さい。
チェックポイント2:「文章の向こうには人の目がある」を忘れてはいけない
外出する時に恥ずかしい格好をしたくはありませんよね。女性であれば化粧をして髪をしっかりセットしなくてはコンビニにも行けない、そんな人も少なくないと思います。Web上で文章を公開する時も同様です。常に見られている意識で緊張感を持って書き、書いた後は見直すことを徹底して下さい。
チェックポイント3:「文章は常に短く」を意識して読みやすくする
文章は相手に伝えるためのツールです。伝えたいものは「楽しさ」かも知れませんし、「事務的な要件」かも知れませんが、その目的を100%満たした範囲で「出来る限り短いこと」が優れた文章の条件です。
チェックポイント4:「書けるところから書く」を意識してまず書いてみる
文章には「必ず頭から結びまで順番に書かなければならない」なんてルールはありません。であれば得意な所、書けそうな所からどんどん書いていけばいいのです。ジグソーパズルの要領で埋められる部分を優先的に埋めていくことが効率的に文章を書く為のコツです。
チェックポイント5:磨いていない文章は人に見せてはいけない
「書きっぱなしの文章」は決して人に見せてはいけません。しっかりと磨きどこに出しても胸を張れるものにして初めて公開すべきです。なぜなら、あなたがコピーライターを名乗るのであれば、文章そのものがあなたのレベルを計る基準になるからです。穴だらけミスだらけの文章で自分の価値を下げないように注意しましょう。
チェックポイント6:書くことを習慣にし、当たり前にする
野球選手が毎日素振りをするのと同じくらい当たり前のことですが、常に書き続けて下さい。書けば書くほど上手くなる。これは確実です。どんな文章力向上の書籍を読んでも高価なライティングマニュアルを取り寄せて熟読しても、書かなければ何も変わりません。とにかく書く事。これが全てです。
チェックポイント7:必ず情景を伝える努力をする
情景描写は小説家だけに問われるスキルではなく、コピーライターにとっても大切なスキルの一つです。自分の書いた文章で読み手はしっかり情景をイメージ出来るでしょうか?あまりに端的になっていては感情移入も出来ず、共感を集めることも出来ません。
チェックポイント8:言うのではなく、示せ!
「私を信用して下さい」という人が一番信用できない。このニュアンスは分かりますよね。であればどういう人物であれば信用できるのか?信用してもらうための素材を文章を通して提供していくことが大事です。
チェックポイント9:文章は書き手のタメにあるのではなく、読み手のタメにあることを忘れてはいけない
自己満足の文章は往々にして読み手を置き去りにします。あなたが何かを書き始める時、必ずそこには目的がある筈です。その目的を見失うことが最もやってはならないミスです。
チェックポイント10:書き出しほど重要なものはない
人を惹きつける文章の鍵を握るのは書き出しです。「人付き合いは第一印象が肝心」と言いますが文章も同じこと。とにかく序盤でどう読み手の心を掴むか、それがライターの腕を見せる最初の関門です。
チェックポイント11:難しい言葉、専門用語などは使わない
10人中9人が理解できない難しい言葉を使ったとして、その9人は辞書をひいてくれると思いますか?そう、Noですね。ほとんどの人がその文章を読まずに閉じてしまいます。出来るだけ分かりやすく伝えることを心がけましょう。
チェックポイント12:読み手を疲れさせない
自分が書いた文章の中に読み手を疲れさせる要素はないか?そのことを客観的な視点からチェックする癖をつけて下さい。
チェックポイント13:具体的な数字を使うと自然とリアリティが出てくる
「たくさんの人に賛同してもらえた」、具体的に何人なのかイメージするのは難しいですよね。しかし「291人に賛同してもらえた」と書けば読み手はたくさんの人に賛同してもらえたという結果を知ることが出来ます。出せる数字はどんどん出した方が良いです。
チェックポイント14:日本語をキチンと整える
これはとても難しいことです。僕自身きちんと日本語を書くことに苦手意識があります。ただ、8年以上も文章と向き合ってきて一つだけはっきり言えること。それは文章を短くする工夫がすっきりした文章を書く一番の秘訣であるということ。日本語のイロハを体に叩き込むのはとても大変で一生モノのチャレンジになりますので、まずはチェックポイント3から心掛けるといいでしょう。
チェックポイント15:修飾語は名詞のすぐそばに置かないと混乱させる
これによって読み手を混乱させる文章がWeb上ではとても目につきます。修飾語は名刺のすぐ傍に!そしてチェックポイント16に続きます。
チェックポイント16:主語と述語を近づけて文章をスッキリさせる
チェックポイント15と同様に目につくのがこちら。この2つを意識するだけでも相当文章は読みやすくなるので試してみて下さい。
チェックポイント17:先生となる人を見つけ、その人を追い越せ
文章を教える先生とか偉大なコピーライターに師事するということでなくても全然OKです。人気ブロガーでも良いですし、コラムニストでも構いませんので、自分が好きなタイプの文章を書いている人物を見つけて徹底的に意識する、これはとても効果があります。
チェックポイント18:類語辞典を使用し、自分だけの表現を作る
オリジナリティに溢れる表現というものは何かを参考にすることが出来ません。自分の中から作り出す必要があります。そんな時に強い味方になってくれるのが類語辞典です。事典を駆使してどんどんオリジナルの表現の引き出しを増やしていきましょう。あなたにしか書けない文章はその努力から生まれます。
まとめ
いきなり18のチェックポイント全てをきっちり確認して文章を書くのは非常に難しいと思います。ですから、まずはチェックポイント1を重点的に確認して下さい。それが無理なく自然に行えるようになってからチェックポイント2、チェックポイント3…最終的にチェックポイント18まで行ければいいと思っています。全ては一歩ずつこなし、1つずつマスターしていくことです。
一気に全てを意識すると必ず混乱します。書ける文章も書けなくなってしまうはずです。ですから実践する際は1つ1つ行う事を意識して下さい。
そしてとても大切な事は、必ず毎日アクションを起こすということです。もっと具体的に言えば「絶対に毎日何かを書く」、これが何よりも重要です。
・メールを書く
・ブログを書く
・写経する
・サイトを作る
・DMを書いてみる
何でもOKです。とにかくまずはアクションを起こすことに全力を注いでほしいのです。
アクションを起こせば結果が出ます。結果が出れば反省点、修正点が必ず出てきます。そこを改善し、またアクションを起こす…。スキルはこの繰り返しで磨かれていきます。是非参考にして下さい。