【マザーテレサの名言から学ぶ】公開するメリットのないセールスコピーライティングは果たして存在するのか?

約 6 分
【マザーテレサの名言から学ぶ】公開するメリットのないセールスコピーライティングは果たして存在するのか?

今回の記事では、セールスコピーライティングというか、インターネットビジネスを知っている人にとっては当たり前だけど、何も知らない真っ新なネット初心者だと騙されてしまうかも知れない、そんな話をします。

セールスコピーライターはマザーテレサのような偉人にはなれない

世界にはたくさんの偉人がいます。歴史を変える画期的な発明をした人、スポーツでも芸術でもその頂点に達した人、もちろん世間的に認知されない偉人もいると思います。

僕は偉人の肩書きと名声は全く別物のように思っています。例えば「この人がいなければ自分は死んでいた」、誰か一人でもあなたのことをそう思うことがあれば、その人にとってあなたは紛れもなく“偉人”ですよね。

まぁそんな偉人の定義はどうでも良いのですが、偉人と言えば、

 「マザーテレサ」

ちょっとガンジーにしようか悩みましたが僅差でマザーテレサにします。

マザー・テレサ(Mother Teresa、本名はアルーマニア語でアグネサ/アンティゴナ・ゴンジャ・ボヤジ (Agnesa/Antigona Gongea Boiagi)、アルバニア語でアニェゼ/アグネス・ゴンジャ・ボヤジウ (Anjezë/Agnès Gonxha Bojaxhiu)、1910年8月26日 -1997年9月5日)はカトリック教会の修道女にして修道会「神の愛の宣教者会」の創立者である。

「マザー」は指導的な修道女への敬称であり、「テレサ」は修道名である。カトリック教会の福者。コルカタ(カルカッタ)で始まったテレサの貧しい人々のための活動は、後進の修道女たちによって全世界に広められている。

生前からその活動は高く評価され、1973年のテンプルトン賞、1979年のノーベル平和賞、1980年のバーラト・ラトナ賞(インドで国民に与えられる最高の賞)、1983年にエリザベス2世から優秀修道会賞など多くの賞を受けた。1996年にはアメリカ名誉市民に選ばれている(アメリカ名誉市民はわずか7人しかいない)。2003年10月19日、当時の教皇ヨハネ・パウロ2世はテレサを列福し、福者であると宣言した。

引用:wikipedia

マザーテレサは無償の愛を与えた聖人と呼ばれています。つまり見返りを求めずに愛を注げるという事ですね。そう考えると無償の愛なんて凡人には取り扱い不可能な代物である事が分かります。特に我々セールスコピーライターのような常日頃から対価を得ようと四苦八苦している人種は尚のこと。

セールスコピーに自己犠牲の心を挟む余地はないし、例え愛はあってもそれを行使する際は有償です。この話を通じて私が伝えたいこと、それは、セールスコピーライティングにおいて聖人君子を気取る必要はないということと、逆にもし、聖人君子を気取ったセールスコピーライティングを見かけたら、それはかなりの確率で詐欺的なものだということです(笑)

セールスコピーの中でこんな言い回し見た事ないですか?

「私にメリットは一切ありません」

言葉のバリエーションも含めて例を挙げるとおそらく無限に近いレベルで出てくるので省略しますが、「販売者側に一切のメリットがないけど、あなたは多大なメリットを受け取れます」といった内容のこと全般を指しています。

当たり前の事を敢えて言いますがセールスコピーライティングは「セールス」コピーライティングなのです。

セールスコピーライティングなのです。

思わず見出しにしてしまうほど重要です。メリットが無い訳はありません。例えリスト取りの為のフロントレターで金銭的メリットがなかったとしても、そこに顧客情報を入手し、その後バックエンドで利益を取る算段がある以上、メリットはあるのです。

クリーンなフリは心証最悪である事を理解する

実際はこんな事当たり前だし、90%くらいのユーザーはとっくに「販売者にメリットがない訳あるか!」と言うことに気づいているんです。ユーザーは大体にいて「販売者にメリットがある事」が嫌なのではなく「自分にデメリットがある事」が嫌なのですから、本当にお門違いな言い回しなのですよね。

販売者の都合で(開発費などで)料金を頂いてもプラスにはならない、でも社会貢献の為に骨身を削ってリリースします!!

いやいやいや…

こんなことを中・小・個人のレベルでやっていたら底抜けのアホだと思いませんか?組織として有り得ないです。そういう商品やサービスは、企画段階で価格が見直されるか、もしくは企画自体がボツになる筈。本当マッハで倒産待ったなしです。

その認識はどれほどマーケティングに疎い人でも持っている事でしょう。そういう認識の真っただ中に「私には何のメリットもないのです!」というフレーズを投下したらどうなるのか?というと「この偽善者が!」と反感は買ってしまうに違いありません。温和な人でも「そんな事言ってちゃんとプラス出てるんでしょ」位は思います。要するにどんな言い訳をしても“販売者の欲”は隠せないのです。

それどころか、隠そうとすればするほど嫌われる悪循環に陥ります。でも、だからと言って、金の亡者のように欲望をむき出しにしたセールスコピーを書けばいいのか?というとそうでもありません。「あなたにこの商品を売って儲けたいと思います」と言われたら、そらそうだろうなぁと思いつつもちょっとイラッと来ると思います。ではどうすればいいのか?

摩擦を生まないセールスコピーのコツは「販売者が受け取るメリットの焦点をズラす」

例えば、

「この価格でご提供することで私は“こんな状況”になります」

「だから安価でご提供し、たくさんの方にご提供することがベストなのです」

「後に、私が得られるメリットを考慮するとこの価格が妥当だと判断しました」

何か正直者な感じがしませんか?このような形も1つの手です。

もちろんこれは一例でどのようなセールスコピーを手掛けていくのか?またどのような商品を販売していくのか?によってたくさんの焦点のずらし方を考えることができると思います。

ところでマザーテレサの名言が心に響いたので紹介します!

ちょっと話を戻して今回の記事を書くにあたりマザーテレサに関するリサーチをしてみたのですが、珠玉の名言がわんさか見つかりましたので一部紹介します。

世界で一番恐ろしい病気は、孤独です。

あなたは、あなたであればいい。

いずれにせよ、もし過ちを犯すとしたら、愛が原因で間違った方が素敵ね。

私たちは、この世で大きいことはできません。小さなことを大きな愛をもって行うだけです。

愛の反対は憎しみではなく無関心です。

これは完全に涙腺を刺激する域に達していますね。特に最後の「愛の反対は~」はとても有名な言葉です。マザーテレサの言葉はもちろん決してコピーではないのだけれど、その人の心がキレイであればあるほど、たくさんの人の心に響く言葉が浮かんでくるのだろうか?と考えさせられました。

僕がもっと優秀なコピーライターになるには、もしかするともうちょっといい奴にならないといけないのかも知れません。

まとめ

いかがでしたか?

今回は当たり前な事ではあるけど、未だにインフォ系のセールスレター等では使われているダメな言い回しについて言及してみました。

「これをあげよう。凄く高価で価値のあるものだから、君にたくさんの利益をもたらすことになるだろう。しかしこれをあげても実際、私は何も得をしない。でも赤の他人であり、しかも今日会ったばかりの君にどうしてももらってほしい、頼む」

こんな事を言われたら怖いですよね。厄介な事件に巻き込まれる前のフラグだと勘ぐって当たり前な位です。

なので、もしも金銭的な部分で読者に嫌なイメージを与えてしまいそうなら、受け取れるメリットの焦点をズラす、これを試してみて下さい!それではまた!

プロが作ったステップメールテンプレ―ト10通セットをご提供!

ユーザー心理を計算して作られた成約率を最大まで引き出すステップメールテンプレートをプレゼント中です!!

また、穴埋め式ステップメールテンプレートの他に

  • 初心者が3日で案件を獲得する方法
  • ライティングの集中力を高める方法
  • 仕事がなくても収入七桁を確保し続けた方法

  • などのノウハウをメール講座で配信中!

    プロが作ったステップメールテンプレ―ト10通セットをご提供!

    About The Author

    平 祐一
    北海道出身1979年7月9日生まれ
    8年前、妻子アリ貯金ゼロという状況で突然無職になり、知識ゼロからコピーライターをはじめました。どうにかこうにか普通に生きてこれてます。

    Leave A Reply

    *
    *
    * (公開されません)