コピーライター活動に関するQ&A(5月7日)

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コピーライター活動に関するQ&A(5月7日)

僕が今までライティングを教えてきた中で寄せられた質問を、まとめてシェアしたいと思います。 今回はコピーライターとして活動していく中でのお悩みについてをまとめました。

コピーライター活動に関するQ&A

Q.文章を書くのが嫌いです…でもライターになりたい私は変でしょうか?

A.別に変ではありません。

ご質問者様が文章を書くのが好きかどうかは、ご質問者様が実際に書く文章のクオリティとイコールではないからです。

大切なのは、コピーライターは“仕事”だと言うこと。

趣味でもなければ遊びでもなく、仕事としてご質問者様が文章嫌いでも責任を持って作業を進めることができるのなら、コピーライターとして文章を書く事は全くおかしいことではないと思います。

考えてみて欲しいのですが、「仕事が楽しくて楽しくて仕方がない」という社会人は今の世の中どれ位いるでしょう?

自分のやりたい仕事を見つけ、その仕事をこなせるだけのスキルを身に付け、幸い素晴らしい職場に就職する事ができ、なおかつそこでの業績も同僚とのコミュニケーションも好調、将来の目標も明確に持っている… ご自身の仕事が好きで一切の不満がない状況と言うのは、少なくとも上記のような環境を手に入れないと実現しないものと考えます。

こんな人、あなたの周りに何人いますか?あまりいないですよね?当たり前です。

ですから、もしご質問者様が「文章を書く事」が嫌いにも関わらず「なぜ仕事としてライターを目指すのか?」をもう一度問いかけてみてください。

ライターは文章を書くのが好きな人のための職業ではありません。人に求められる文章を書ける人のための職業です。

なので「なぜ?」の答えは決して人に褒められるような立派なものでなくても大丈夫です。

そして結論が出たら次は「仕事」を得る為の行動として実際に動き出してみてください。

この時にもしも面倒くさいと思ってしまうようならいきなり何かを書こうとせずに、書かなくてはならない状況を作ってしまった方がいいかも知れません。

ライター仲間との繋がりを持つのも良いでしょうし、「コピーライター○○(ご質問者様の名前)」と立派な名刺を作ってしまうのも良いでしょう。 立派なメモ帳とペンを買ってしまうのも良いと思います。

要は「仕事だからしっかりやる」という認識を持てることが第一です。そうして続けていくと「やりがい」を感じられる時が来ます。まずはそこまで辿りつくことを目標に頑張ってみてください。

Q.失敗を恐れて行動できずにいます…

A.失敗は本当に怖いですか?

失敗にも二通りの種類があります。「何も考えず何も得られない失敗」と「経験として役に立つ失敗」です。

ご質問者様は“ノウハウコレクター”という言葉をご存じでしょうか?この言葉は何度も繰り返し結果に結びつかないノウハウを購入してしまう人のことを指します。

そして、こういう人は厳しいですが前者の「何も考えず何も得られない失敗」に該当します。

わかりやすいように例に挙げてみましょう。「ビジネス入門」というノウハウを購入し、全く役に立たなかったとします。それからしばらくして「ビジネス入門2」というノウハウが販売されたとします。

あなたはこれを買いますか?普通は買わないですよね。なぜなら「ビジネス入門」で失敗しているからです。

極論、これは失敗を経験として活かしているから買わないという判断を下せた訳です。

このように改めて言われると「そんな判断、当たり前だろう」と思うかも知れませんが、思考停止が起こっているコレクター脳に陥っている時は、目の前に並んだメリットの数々に惹かれ「次こそは…」という気持ちになってしまうのです。

このような単純な例えの範囲だけでなく、実のある失敗をすることによって成功への嗅覚はどんどん磨かれていくことが多々あります。

ですから転ぶことを恐れるのではなく、起き上る時に「もう躓かないように注意しよう」と決意できないことを恐れてください。

ちなみに失敗を繰り返さないためのマインドは簡単に7つあります。

「なぜ失敗したのか?」

◆選択したジャンルは適切だったか?

◆選択したフィールドは適切だったか?

◆相手ありきの挑戦ならその「相手」を選び間違えていなかったか?

◆トライする回数、時間は適切だったか?

◆その挑戦をより良く教えてくれる人はいなかったか?

◆行動の前の準備は万端に整っていたか?

◆失敗の原因を追究し特定する習慣はあるか?

もしも「これは失敗した…」と思ったなら以上の問いかけを必ずするようにしてください。

場合によっては当てはまらない項目があるかも知れませんが、必ずいくつかには該当し、その中に失敗を繰り返さない回答があるはずです。

Q.私は短気でクライアントやお客様に怒ってしまうことがあります…

A. 怒ることはいつでもできます。

 ご質問者様はライターもしながらネット販売を行っておられるとのことですが「クライアントとライター」の間のトラブルにどういうものがあるのかは大体想像がつきます。

「無理やりな納期を切られた…」

「執筆単価がやたらと低い…」

などなど、実際数え上げるとキリはないのですが、特にライターとしてプライドが激しく傷つけられるのが、 「原稿の完成度が低い」 とダイレクトに指摘されることでしょう。 実は私もこういう経験は過去に踏んでいます。

ただ、「怒る」ということはしませんでした。感情のぶつけ合いになってしまうと論点が置き去りになってしまい平行線のまま人間関係だけが悪化していくのは目に見えているからです。

ですので、もしもクライアントから「私の考えていた原稿と違う」などと言われたら、まずはどのように違うのかを詳しくヒアリングしてください。そしてクライアントの考えていることをしっかり理解する所から始めましょう。

そしてクライアントの考えとご質問者様の考えを比較した時に、どちらにどれだけの長所があり、また短所があるか?

それを提示するのがライターとして出来る最善の対応です。

また、お客様からのクレームも同じです。クレームは高ぶった感情に隠れてしまっている場合が多いですが、お客様の本音をヒアリングできる貴重な機会でもあります。 もちろん「クレーム一切なし」がベストなことは言うまでもありませんが、誰もがはじめから完璧ではありません。

それにお客様の要望を取り入れたサービスの改善は一流の企業でも当然のように行っていることです。

相手の感情に呑まれてこちらも感情論で切り返し学びを得る機会や改善案を取り入れる機会を逃してしまうのはもったいないと思いませんか?

最後にシンプルにアドバイスしますと、怒るのは誰にでも、いつでもできることです。

クライアントやお客様を目の前にして「この人から今後一切何も得るものはない」と断言できるなら怒って関係を断ち切ってしまうのも一つですが、そうでないなら立場上、デメリットが多いのはご質問者様の方になるかと思います。

そのように考えて冷静に対人関係を構築してください。

Q.読者が求めている情報を書けていないように感じています…

A.読者のレベルを見定めて執筆しなければなりません。

これは頻繁に寄せられる質問です。

「ステップメールやセールスレターとして一定のレベルには達していると思うが、どんな読者が読むのか?

などを考慮しきれていない気がします」 ここは商品・サービスに合わせてしっかりとレベル調整しなくてはなりません。

例えば、いくらステップメールが初心者にわかりやすく書かれていても商品ページが意味のわからない専門用語で埋め尽くされていたら読者は商品を購入しません。

セールスレターの場合もまた然りです。 この件に関しては販売者よりもフリーライターが陥りやすいと思うのですが、

1・セールスレターのみを執筆する場合

2・ステップメールのみを執筆する場合

3・セールスレターとステップメールを執筆する場合

1の場合は必ずステップメールのシナリオが出来上がっているかどうか?出来上がっているなら提供してもらえるかどうか?

2の場合はセールスレターのURLを教えてもらえるかどうか?必ずクライアントに質問してください。

また“ターゲット”についてもズレが生じないように擦り合わせを行う必要があります。

例えば「英語中級者をターゲットにした英語教材」と言っても様々ですよね。 TOEIC650点レベルの人と、ギリギリ日常英会話が話せる人、どちらも中級者と一括りにすることができます。しかし前者と後者ではメッセージの受け取り方が大きく違うのは想像に難しくないはずです。

ですので最低限、

◆商品リサーチ

◆ターゲットリサーチ

◆セールスページ&メールの徹底した擦り合わせ

案件に着手する際には上記の3点は押さえておきましょう。

そうすれば納品後に根本的な部分で大きなトラブルは起こりません。

Q.全くの初心者ですが何としても今月中にライティングで稼げるようにならなければなりません。不可能でしょうか?

A.「行動できるか?」「覚悟はあるか?」その答えによります。

世界的に有名なコピーライターに聞いても、何人もの優秀なライターを輩出した指導者に聞いても100%同じことを言われると思います。

「まずはあなたのコピーを見せて下さい」

日本語レベルに難があればそれだけ時間がかかりますし、文章そのものを書き慣れていればコピーでもその能力は活かされます。

それを踏まえて頂いた上で、平均的な文章レベルの人が、上記のような目標を立てて取り組んだ場合のことをお話すると、

稼げるようになるということ=可能

訓練を経てライティングの自信を手にすること=不可能

「訓練=経験」であることを考えればあまりに時間が短すぎる印象です。

とは言え僕のコピーライターとしての初のライティングはセールスレター執筆からはじまり単価は数10万円だったように記憶しています。全く予備知識を持たずにはじめ実務を通してスキルを磨いたタイプのライターです。 これは相当な覚悟がないと厳しいことになりますが既に決意したのであれば、飛びこんでみるのも良いと思います。

ライター募集掲示板やクラウドソーシングサイトから案件を受注するか、もしくは企業に売り込んでいくか、現時点で案件を獲得する方法は上記2つしかありません。

最後に覚悟と言いましたが、あなたは案件を仕上げるために「寝ない覚悟」はありますか?「15時間でも20時間でも報酬を手にするために書き続ける!」という決意が今、すぐにできますか?

もし少しでも不安に感じるところがあるのなら「全くの初心者」の状態で案件を受けるのはやめておいた方が良いです。

これも僕の経験ですが最初のうちは寝ずに作業をしなければならなかったり、普通に外で肉体労働した方がずっと楽だと感じるほど精神的に追い詰められることがザラにあります。全ては覚悟次第です。

まとめ

いかがでしたか? もしもその他ご質問等がありましたら、お問い合わせフォームより気軽にお問合せ下さい。

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    About The Author

    平 祐一
    北海道出身1979年7月9日生まれ
    8年前、妻子アリ貯金ゼロという状況で突然無職になり、知識ゼロからコピーライターをはじめました。どうにかこうにか普通に生きてこれてます。

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