「私もコピーライターになりたいです」
「ライティングスキルを高めて稼げるライターになりたいです」
たくさんのコピーライター志望者を指導してきた中で、絶えず聞いてきた願望です。
もちろん僕も指導者としてその願望を叶えてもらうためにアドバイスを重ね、多くのノウハウを提供してきました。しかし残念な事にどれだけ貴重なノウハウを手に入れても、書けるだけの実力が備わっていても、決して成功することができないタイプの人というのは存在します。
“左脳で何事も慎重に考える癖がついている人”
コピーライティングには関連性の薄そうな話に聞こえるかも知れませんが、実は非常に大きく影響しています。右脳で何事も慎重に考えてしまっている人が、そこから脱却する唯一の方法を今回ご紹介しますので、
もしあなたに心当たりがあるなら絶対に読み飛ばさないようにして下さい。
さて、まずは右脳と左脳の簡単な説明をします。
右脳派と左脳派の違い
左脳で物事を考える人=論理的な考え方 右脳で物事を考える人=感覚的な考え方 |
基本的にはこのようになります。
こう書いてみるとどちらも一長一短があるように思いますよね?
しかし何かに『挑戦』することに限定した場合、行動が早く、成功を掴みやすいのは圧倒的に後者の右脳で物事を考える右脳派の人になります。
「広告代理店に就職したい」という男性がいるとしましょう。彼は就職のために大手広告代理店についてリサーチをはじめ、間もなく就職倍率50倍と言う数字を目の当たりにしました。
この時にどう考え、どう行動するか?
具体的には感覚で行動するか、論理的な思考に従い行動するかそれによって大きく結果が分かれるのです。
左脳派の思考は?
50倍という倍率について左脳派の人は過去のデータと現実的な確率論を重視し、「ほぼ可能性は無い」という判断に至ります。
「自分にこの高過ぎる倍率を勝ち抜ける武器があるか?」
「もしかすると凄く場違いなのでは…?」
こうしてネガティブな考えを巡らせどんどん自信をなくし最後にはトライする事さえ出来なくなってしまうのですね。
一方右脳派の人はと言うと…
右脳派の人は過去のデータと目の前の挑戦をダブらせて考えない傾向にあります。
「目の前にある可能性は、挑戦することで掴めるかも知れない」
つまり理論ではなく感覚的に行動することができます。
さて、前者と後者、どちらが時間とチャンスを無駄にしているでしょうか?
分かりきっていますよね。明らかに前者の左脳型人間です。
ではこの話をコピーライティングに置き換えてみます。コピーライティングはまず文章を書かなければ話になりません。
しかし「今は売れる文章が書けない」ことを理由に、文章を書かないという人は極めて多いです。
書かなければ可能性はいつまでもゼロのままなのに「書けないから書かない」では状況を打開することはできません。ちなみに「そろそろ結婚して身を固めたいが出逢いがない」などという人も、多くはこの例に該当しています。
そういう人達の話を聞いていると「出逢いがありそうな場所」に全く足を運んでいないことが多いと言います。
まとめ
いかがでしょうか?
既にピンときていると思いますが、この話は『目標に向かって実践できる人とできない人の違い』についてです。
「ああしたい、こうしたい」と考える所までは皆一緒、分岐するのは「ああするためにどうするか?何をするか?」を考えて行動するか否かのタイミングです。
ここで考えてみてください。
あなたは「商品を売るための文章を書きたい」と願っています。ではそのために書くことを絡めて「何をすべきか?」を考えていますか?重要なのは“書くことを絡めて”です。
「人に書き方を習う」のも良いでしょう。
「ノウハウが足りないのなら集める」のも良いと思います。
しかし、どんな知識を手に入れても書くのは自分です。
その事実を肝に銘じておかなければどんな優良なノウハウを手にしても必ずノウハウコレクターになってしまいます。
「何をすべきか?」に必ず行動を含めることが重要だということを覚えておいて下さい。