新興宗教に勧誘されて分かった怖い集団心理の使い方

January 13, 2017
約 12 分
新興宗教に勧誘されて分かった怖い集団心理の使い方

どうも平です。

突然ですが、新興宗教に勧誘された事はありますか?

僕はかなり濃い目の勧誘を受けた事がありまして、ふと雑談時にその時の話が出たので今回はちょっと新興宗教について色々調べてみました。

すると意外な事にマーケティング面でも参考になる部分があるんですね。と言う訳でこうして記事にしてみた次第です。

ではいきましょう!

新興宗教とは?

字体からして結構な圧力を感じる「新興宗教」。

実際どういう宗教が新興宗教と言われるか、と言うとどうやら「世界宗教、民族宗教に該当しない宗教団体の全てが新興宗教」という説が濃厚なようです。

新宗教(しんしゅうきょう、New religious movement)とは、伝統宗教と比べて比較的成立時期が新しい宗教のこと。 国ごとに言葉の意味や捉え方が異なる。 新興宗教(しんこうしゅうきょう)とも呼ばれる。 日本では、幕末・明治維新以後から近年にかけて創始された比較的新しい宗教のことをいう。

新宗教 – Wikipedia

世界宗教は、

・キリスト教

・イスラム教

・仏教

の3宗教のみ。

民族宗教は、ユダヤ教やヒンドゥー教などをはじめ結構な数がありそうです。

まずはリサーチしてみて興味深かった記事をシェアします。

新興宗教に関する興味深い記事3選

【雑学】新興宗教の信者数最新ランキング30 - NAVER まとめ

【宗教雑学】日本中のカルト教団と新興宗教まとめ – NAVER まとめ

「新興宗教の教祖になってひと儲けしたいんですが … – Togetterまとめ

ベストアンサーの人、何者なんでしょう…

あとかなり興味深い漫画もありました。

新興宗教オモイデ教 (角川文庫)

絵面もさることながら、作者があの筋肉少女帯の大槻 ケンヂ氏。相当濃そうです。

【あらすじ】

一カ月前に学校から消えたなつみさんは、新興宗教オモイデ教の信者になって再び僕の前に現れた。人間を発狂させるメグマ祈呪術とは…。オドロオドロしき青春を描く、初の長編小説。

ほんと濃そうです。。(笑)

というかこの記事を読んでいる読者さんの言いたい事は分かっています。

STOP!宗教は間に合っています

ですよね(笑)

正直「興味ないです」という人がほとんどだと思うし、それが普通な反応かと思います。

僕も新興宗教に興味を持ったこともないし、それ以前に宗教について深く考えたこともありませんでした(高校は仏教系でしたけど)。

別に宗教の存在意義を否定するつもりはないのですが、「あなたは神を信じますか?」と聞かれたら「信じないです」と即答してしまいます。それ位の感じです。

ただ「信じる者は救われる」っていう理屈は分かります。

信じている人は神の存在や奇跡のような事象によってではなく「信じる事自体」によって何らかの救いを得られているのだろうな、という見方です。

こういう事まで否定してしまうのはちょっと良くないんじゃないかと思います。

と言う訳で、僕個人の立ち位置としては宗教とかには全く興味がない、好きにしてくれという所ではあるのですが、唯一許せないのが「信仰を他人に強引に売り込む」これをやっている方々です。

これはかなりイライラしてしまいます。

全く宗教に興味のない人間まで巻き込もうとするのか本当に理解に苦しむし、仮に僕みたいな宗教の精神性と接点が一ミリもない無信心者に構ったとしてもお互いにストレスフルになるだけじゃないですか。

絶対に入信する事なんてないですからね。

「このままだと不幸になる」なんて言われてもきちんと根拠を示してもらわないと全く話にならない。これがセールスのオファーだったら導入部から分厚い添削入れられるレベルです。

絶対にあり得ないです。

そんな勧誘されたって100%はねのけてやります。

と思っていたら、がっつり新興宗教に勧誘されてピンチに!

問題は、学生時代に仲良くしていた友人から久々に連絡があった所からはじまります。

「今度、パーティーに誘われたんだけど一緒に来てよ」

なんで僕が、と思いつつ話を聞いていくと、事の経緯はこうです。

僕の友人のもとにある日突然それほど親しくもなく、かと言って知らない訳でもない、そんな微妙な距離感の人物から携帯に着信があったそうです。

「パーティーがあるから来ないか?もちろん参加費は無料だから」と言う話で、暇だった僕の友人は「暇つぶしになるならいいか」と軽いノリで参加を決めました。

しかし、そうは言ったもののあまり親しくもない上、「パーティーって何やんの?」と徐々に不安になってきた友人が、道連れとして選んだのが僕だったという非常にシンプルな話です。なんて奴だ。

でも確かに「パーティ」って何なんだろう、と思いますよね。

クリスマスパーティーとか誕生日パーティーとか、「〇〇パーティー」ならどういうものか察する事が出来るけど、単に「パーティー」と言われても何のこっちゃよくわかりません。

で、ですね。

話を戻して当日、そのパーティー会場に案内された僕と友人は想像を絶する光景を目の当たりにします。

連れていかれたのはパーティーが開かれているとは考えられない普通のワンルームマンションの一室。

そして、そこそこに広いワンルームに参加者が15~20人前後。

そこそこ広いワンルームとは言っても大の大人が20人近くワンルームに押し込められている状態は明らかに異常です。

直感的に「これはまずい」と思いました。

今さら引くに引けず中に入っていくと他の参加者に「新人さんですよね?」「よろしく」などと声をかけられ、そこで初めて僕らは「何らかの宗教か、良くない団体の集会」であることに気づきます。

「おい、これどうすんの?」

友人

「帰るでしょ」

「そりゃあね」

友人

「でも、どうやって帰るんだよ?」

 

みたいな感じで帰るタイミングを見計らっていると、初老の男性がワンルームの玄関の扉をガチャリと開けて入ってきたそうです。

その直後、今まで普通に雑談をしていた信者達が急に畏まって正座をし、教祖らしき男性に独特の挨拶をし始めました。

その後、教祖らしき男性が語った内容をまとめ、結論から言うと、その集まりはある種の宗教団体であること、信者達には「ノルマ」があり(新規信者の獲得)、そのノルマを達成し続けることにより徳が積み上げられていき魂が救われるということ、だったそうです。

「あぁ、帰りたい…本当に帰りたいよ…どうしよう」

既にこの時にもう勝敗は決しているんですよね。こういう場合に、帰る理由を探す必要なんてないんです。何を言っても引きとめられますから。本来なら無言で立ち去るのが一番。

でも、そんな強硬な姿勢が取れなくなってしまっている。僕も友人もその時点でその場の空気感というか圧力と言うか、そういう得体の知れないものに負けてしまっていた訳です。

結局「お試しで入会する」と半ば強引に仮入会させられたことで、数か月に渡りがっちり「信者につきまとわれる」という状況が出来上がってしまいました。

ちなみにこの団体の本当の目的は、信者を集め、“特殊なマイナスイオンを発生させる怪しげな機械を売りつける”という所にあったそうです(笑)

こういう話を聞いてあなたはどう思いますか?

僕らからすると散々な出来事ではありましたが、後々考えてみた時に、なぜあからさまにおかしな手口であるにも関わらず信者が集まっているのか?という点に興味が湧いてきました。

古くから伝わる宗教であれば信者に対して体系的な教理教育も可能かも知れませんが、そういう訳でもない胡散臭いエセ宗教団体には不可能なことです。

そこで個人的に色々と調べた結果二つの要素に辿りつきました。

ターゲットを逃さない2つの強烈な集団心理の仕掛け

1・集団心理を利用して意識を統一化させていること

2・信用を得る為の“説明の仕方”があるということ

この二つがかみ合い、さらに日常に強い不安や不満を持っていると、外に救いを求めたい気持ちになるのではないかと思うのです。

1・集団心理を利用して意識を統一化させていること

これは完全にマーケティングにも共通する話だと思います。

集会で全員が1つの対象(教団の場合では教祖)に、周りが心酔している雰囲気につられ無意識のうちに自分も同じ行動をとるようになるという心理が人間にはあります。

これは政治集会で言う所の拍手部隊、つまり「サクラ」を想像してもらえればわかりやすいと思います。

イマイチ良くわからない、もしくは伝わらない演説だったとしても周りが歓声と拍手を上げればそれに釣られてしまう。

そして「良く理解できていない自分」に負い目を感じ、理解しているフリをしているうちに本気で演者を素晴らしい人物であるという印象を持ってしまうというものです。

ちなみに「本気になるスイッチ」は行動にあります。

例えば、

政治集会では=“拍手”や“歓声”など

宗教集会では=“合掌”や“深いお辞儀”

音楽のコンサート等では=“手を上げる“や”頭を振る“

本来の自分1人では決して取らない行動を集団心理によって引き出された時にスイッチが入り、そこから抜け出せなくなります。

これをビジネスに置き換えると、“行動しない読者”に対して何らかのアクションを促し、行動させることによって同じような効果を得ることができます。

ここで「信頼」という土壌を作る訳ですね。

2・信用を得る為の“説明の仕方”があるということ

さらに極めつけがこちら。

前記した内容を行っておき、次に参加者から質問を受け付けます。宗教団体であれば“教祖”と“参加者”の個人面談のような形です。

これはライティングに変換するとステップメールやセールスレターのようなオファーコンテンツになります。この時に彼らは根拠がない物事を話す最、顧客の疑問に対し「即答」しません。

参加者

「参加したら本当に救われるのでしょうか?」

教祖

「はい、もちろん救われます」

 

こんな風に安易な回答はしないということです。

参加者

「参加したら本当に救われるのでしょうか?」

教祖

「それはあなたが神にとって救済すべき対象になれるかどうかによります。ですから私はあなたが神にとって必要な存在となれるように導くために今、あなたと話をしています。大丈夫です。あなたがすべきことをすればきっと神はあなたを身捨てませんよ」

 

後者は根拠のないものに対しての回答責任をぼかしつつ、第三的な要素を付け加えることで発言に説得力を持たせるテクニックです。

一方、前者の場合は、

参加者「参加したら本当に救われるのでしょうか?」

教祖「はい。もちろん救われます」

その後、“なぜなら”からの説明が必要になりますよね。具体的な根拠を提示してあげなければ100%の信頼は勝ち取れません。

これはセールスレターやステップメールでも、読者の悩みに対して明確な回答を示せない時に使うことができます。

例)英語学習ノウハウ

読者

「英語を身につけたいのですがいつも挫折してしまいます…こんな私でも、このノウハウなら英語を覚えられますか?」

販売者

「はい。もちろん覚えられます」

こう来ると「その根拠は?」という次の問いが飛んできます。ですから、それに対する明確な回答が必要になります。

そうすると具体的なノウハウを示す必要が出てくるのがお分かりになるでしょう。

では下記の説明の場合はどうでしょうか?

読者

「英語を身につけたいのですがいつも挫折してしまいます…こんな私でも、このノウハウなら英語を覚えられますか?」

販売者

「このノウハウは“英語脳”を獲得するため、つまり脳をスポンジのように使い、英単語を水のように吸収するためのものです。ですからあなたが英語を“覚える”“暗記する”という段階でつまずいているならお役に立てると思います」

 

重要なポイントは「○○できます」という断言をせず、同様の印象を生み出せるという所です。

人は断言されると、断言するに足る根拠を求めますが、そうでない場合はダイレクトに“納得”のみを求めます。その心理をついたのが上記の言い回しです。

実際、脳の仕組みはスポンジのように単純ではなく、英単語は水と言語ですから全く性質は異なります。しかしそれでも筋書きとして成り立ってしまうのは、読者が「英語を話せない」からです。

もしも英語を話せて、学習し、吸収するまでの過程を知っていれば簡単に否定できることでも、この段階で「性質が異なること」を把握できていない読み手にとっては、ただ頷くしかない心理状態に陥るのです。

脳とスポンジ

英語と水

全く関係のない2つの要素を“吸収”という共通項で結び、同化させることによって本来関連性を持たないものであったとしても説得力を持たせることができます。

まとめ

いかがでしたか?

 かなりこじつけっぽくなりそうで不安でしたが、自分で書いていて「なるほど!」と思ってしまいました(笑)

 多分、よく聞いた事のない宗教に勧誘されて集会的な場に参加した人が今回の記事を読めば「あー確かに!」と思ってもらえる筈。

 「集団心理を利用した意識の統一化」と「根拠を示す必要のない説明の仕方」、この辺りは勧誘部隊にマニュアルでも渡して教育しているんでしょうかね。それくらい徹底していたように思います。

 最後にあなたが信仰心というものをお持ちだとしたら一言。

冒頭でもお伝えしましたが、僕は宗教を信じないし、かといってそこまで否定的という訳でもありません。しかし、「お金のかかる宗教」はきっとダメだと思います。

 浄水器を売りつけられる前に逃げて下さいね(笑)それでは!

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    About The Author

    平 祐一
    北海道出身1979年7月9日生まれ
    8年前、妻子アリ貯金ゼロという状況で突然無職になり、知識ゼロからコピーライターをはじめました。どうにかこうにか普通に生きてこれてます。

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